70代 女性 右肩こり・膝関節痛
右肩こりと膝関節痛で整形外科に通院するが、顔のほてり痒みが表わられたので、漢方で何とかしたいとご相談。病院処方は①COX阻害剤（解熱鎮痛消炎）②胃潰瘍治療薬③消炎鎮痛塗り薬④トラネキサム酸（止血・蕁麻疹）⑤抗ヒスタミン（痒み止め）⑥睡眠薬である。
現代医学は症状を止めることが中心ですが、永く飲むと肝腎がダメージを受け、瘀血（血の汚れ・滞り）を生じ副作用が起こり易くなります。①には痒み・蕁麻疹・光線過敏などが、④にはアレルギーが、⑤には肝機能障害が、アレルギー・顔面紅潮等が記載されています。
漢方では右肩こり・不眠は肝に関係が深いと考えられますので、肩こり・膝関節痛に食餌療法としてナマズの皮から造られる⑦コラーゲン・トリペプチドのサプリメントを肝胆よい胃腸薬⑧ガロールををお買い上げ頂いた。①から⑥まではご自身の判断で症状の酷い時だけ飲むことにした。※例えば①の痛み止めは、火事でいうと悪い所を知らせるサイレンを止める薬です。火事を消すのは患者自身の自然治癒力です。
⑦は元々太り気味で筋力が弱い女性は膝関節に負担が掛かり膝の軟骨・靭帯・腱の原料を豊富に含みそれらが必要な部分集まるように設計されたサプリメントで、多摩動物園の像の脚の弱りに半年間食べさせ完治させた実績があるものです。⑧は中高年向きの胆汁を含んだ胃腸薬で常用できます。痛い時だけ②を飲むことに切り替えて正解でした。2年で治った。
3年目の今の病院処方は⑨抗コレステロール薬のみですが、⑨シーアルパ100（DHA＋EOA＋リコピン＋イチョウ葉）のサプリ）を併用しているのでそれも不必要になると思います。※⑨は長期連用で筋肉痛関節痛の副作用の可能性あり。
7０代 男性 高血糖値・高血圧・神経痛
5年前に高血糖食後2時間値が170～180（正常値80～140）で、コントロール可＝良くないが糖尿病とまでは言えない状態の診断を受けたので何とかしたいとご来店。頻尿・夜間尿・高血圧・足冷え・疲労感・背中の凝り・胸やけ・咳が出易い・乾いた痰などがある。
身長161ｃｍ・体重55ｋｇ⇒61ｋｇで晩酌は酒2合くらい、甘いもの好き・缶コーヒー２～3杯・白舌苔で、食生活改善と運動体重コントロールをきちんと行った上で、①ササヘルス（クマ笹エキス）第３類医薬品を飲めば血圧・血糖値共に正常値に下がることを説明して２か月分お買い上げ頂いた。
最初の３か月間は規定量をきちんと飲まれたので調子が良いと油断されたようで、その後は半分から1/3量しか飲まれていない。果たして３年目に右側の腰がズキズキするとご来店。そこで②四川富貴廣（田七人参製剤）を追加する②は様々な痛みや血の汚れ滞りに有効で糖尿にも良い朝鮮人参と同じウコギ科の植物です。但し漢方生薬としての歴史が浅いので、健康食品の扱いですが、私自身が鎖骨骨折治療に用い、回復の速さに担当医師が、「こんなに早く治ったのは見たことが無い。新記録だ。！」と驚かれたことが有ります。
案の定①と併用2か月程で良くなりました。安心して又①の服用量が減り始めましたが、糖尿病は砂糖漬けの血が身体中を巡るわけですから、神経がやられると痛みや・目がやられると失明・下肢の血管が腐ると切断・皮膚に栄養が行かないと痒みなど、あらゆる病気に罹りやすくなります。規定量を飲むことを薦めます。
①の葉緑素は人間の血色素に近い成分です。透析患者に薦めている病院のデータでは、飲まない方と比べて透析時間が15分短縮されシャントトラブルが起こりにくいと喜ばれておられます。