今月の治験例から 令和2年9月 | ファミリードラッグたきじゅう 漢方ブログ

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     50代男性 170cm・70kg 原因不明の全身関節の痛み

 

 がっしり体形だが肉類・油濃いもの・冷たいものを好み沢山食べて太り気味・下痢し易く神経質で十二指腸潰瘍の手術歴がある。不眠・舌の荒れ・目の疲れ・汗は出易い方など

 

 全身の関節が次々に痛み一定しないので病院で血液検査を受けるが特に異常数値が無く、取りあえず消炎鎮痛剤数種と芍薬甘草湯を処方されたが全く効果が無いと奥様がご来店。

 本来であればご本人から詳しお尋ねしたいが、忙しい職場なのですぐには来店出来ないというので、分かる範囲で問診を行い、柴胡桂枝湯お買い上げとエミューオイルコラーゲン・トリペプチドのサンプルを差し上げ、これで効かない場合はもう一つ追加する薬が有るので再来店することを約束頂いた。

 

 1週間後に②は部分的に良いが全身の痛みはまだ続いている言うので、ルミンA(細胞賦活剤)を多めに服用することを薦めた。

 

 半月後にご来店し④服用後1週間か10日で完治と嬉しいご報告。原因不明の場合病院は症状を抑える薬で自然治癒を待ちますが、漢方では問診や観察から異常を推察します。この方の生活習慣から、肝の異常=神経の異常を読み取り①は神経や疲れに効く肝の薬です。④は細胞のゴミを掃除して細網内皮系の機能を高め、細動脈の血行を旺盛にします。肝機能検査は肝臓に含まれる酵素の流出量(壊れて流れる)を図ります。(壊れないうちは正常)漢方では肝の疲れの段階から経験によって判断します。即ち現代医学とは漢方は病気に対する見方が別の方角から眺めて治療を行なうと言うことです。お薬手帳ご持参でご相談下さい。

 

         60代 男性  腰痛生活習慣病を治療をしたら加齢臭が消え4Kg減量

 

 主訴は腰痛だが30年前に①降圧剤2種類服用から始まり、②高脂血症治療薬痛風薬解熱消炎鎮痛剤骨格筋弛緩薬も追加投与され、睡眠時無呼吸症候群鼻水難聴肩こりガスが出易いなど様々な症状に悩まされている。当店チラシを見てご夫婦でご来店。

 

 元々の体重65㎏が現在は82㎏だという。生活習慣病の原因は運動不足と食べ過ぎにあることを血流計を用いて理解して頂き、その上で病院処方を解説し、一つ一つはよい薬で、検査値も少し葉下がるが、トータルすると肝腎に負担が掛かり、返って寿命が短くなるデータが有ることをご理解頂いた。

 

 この様な場合に最短時間で効果が有るのが日水清心丸です。1丸3,800円の高貴薬ですが主成分の牛黄(牛の胆石)の効能は1000年以上昔から知られていて、徳川家康や水戸黄門が愛用した話が伝えられています。

勿論当店でも病院でこれ以上は治らないと言われた疾患に驚くような回復例が沢山あります。100丸が一つの目安ですが、まずは清心丸10丸と⑦ササヘルス(クマ笹エキス)12本で様子を見て頂きました。

 

 10日後、何となく調子が良いと①②を再度お買い上げ。その際②には横横紋筋融解症(筋肉痛関節痛)とう副作用の可能性も有り休薬し様子を見ることに。⓻の浄腸浄血作用を期待して奥様にもと、2人分お買い上げ。

 

 治療開始3か月目で体重は4㎏減り、(血がきれいになり老廃物が燃えたから)諸症状も半分くらい楽になり加齢臭が消えたと喜ばれている。⑥はご予算の都合上⑧四川富貴廣(田七人参)に替えて治療を続けている。漢方は、瘀血(血の汚れ・滞り)を改善することにより全身の諸症状治るが病院治療歴が永いと、それなりの日数と予算が必要です。