その2 | ファミリードラッグたきじゅう 漢方ブログ

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                                  70代女性 150cm・48kg 全身の蕁麻疹薬疹?


 

降圧剤抗コレステロール剤をを20年以上飲んでいる。2か月前から全身が熱っぽい痒みを感じて、皮膚科に通院するが治らないとご相談。 

 

日が当たる部分と腕の内側やベルトの当る部分や内股などの擦れる部分が特に痒い。甘いもの好きでドライアイ・左肩こりもある。病院処方は、①抗ヒスタミン剤(痒み止め) ②降圧剤ARB) ③心臓疾患剤(β遮断) ④抗高脂血症剤2種類 ⑤抗胃潰瘍薬H2遮断) ⑥ビタミンB12 ⑦副腎皮質ホルモン(ステロイド) ⑧トラネキサム酸(止血薬)の内服薬計9種類と ⑨非ステロイド消炎外用薬軟膏(痒み止め)である。

 

これだけ飲んでいると薬の副作用の可能性が強いので、詳しく健診データや自覚症状を尋ねて、不必要と思われる薬を、副作用の専門書を見せて、ご自身の判断で一時的に④⑤⑥⑧を休んで様子を見て頂いた。 

 

その上で、ササヘルス(クマ笹エキス)で浄腸・浄血・増血を、ルミンA(細胞賦活剤)で細胞のゴミ掃除を試 みた。1か月で湿疹が軽くなったので、更に①②を休止し、神仙太乙膏(漢方痒み止め軟膏)を追加した。これは、ステロイドで疲れた皮膚を蘇らせる為である。

 

 漢方治療開始4か月間で90%の症状が消えた。但し首周りの痒みだけが残った(紫外線や衣服の刺激が考えられる)ので、病院のステロイド軟膏を用いて完治した。(全身の自然治癒力が改善されているので、短期間であれば問題はありません。)

 

結論、日本のコレステロール異常とされる患者数は米国に比べて20倍もあり、世界基準よりも不必要な投薬が行われている可能性があります。事実④には2種類とも、服用を中止してすぐに医師に連絡する副作用としてアレルギー症状(発疹・湿疹・蕁麻疹・痒み・紅斑・光線過敏など)が列挙されています。*肝腎に影響を与えるもので、決して安全な薬品ではありません。現在は③だけの服用を続けている。