この月末に還暦を迎える友達に会ったら
左腕にギブス。
転んで手をついたら
折れちゃったそう。
わたし、
粉瘤や脂肪腫の話題は好物ですが
骨折や捻挫といった話題は非常に苦手で
薄目開けて聞く感じだから
耳の方も半分閉じて聞くようで
それでも背筋がぞわぞわ。
病気、怪我の話になると
経験者が
わたしもわたしも、と話し始めて
この話題で場は大盛り上がり。
怖いからやめてとも言えず
地獄の時間でしたよ。
唯一おもしろいな、と思ったのは
「骨折すると細胞が回復しなくちゃって
がんばるんだろうけど
ついでにその周辺もがんばるのか
ギブスの下がムダ毛ボーボーになるんだよ。
怪我した方の腕だけ熊みたいになって
リハビリが恥ずかしかった」
という他の友達による
若かりし頃の骨折経験談。
人体の神秘なり。
さてこの度骨折した友達、
そんな状態なのに
還暦祝いで友達数人と
旅行することになっていて
明日からシンガポール
荷物もあるのに
たいへんそう。
本人は左だからまだ良かった、と
ケロッとしていて
それよりなにより
還暦になった時の理想の自分と
今の自分のギャップの方が気になるらしい。
なになに、
どうなりたかったって?
え、萬田久子になる予定だった?
なにそれ。
はいはい、
ロングヘア巻き髪で
ゴルフウェアを身にまとう
優雅で華やかな女性になっている
予定だった、とな。
そうなの、
それが理想だったの。
それがまだゴルフも始めてないと。
左腕が完治したら始めたらよろしいがな。
その他萬田久子には程遠い状態である、と。
う~~~ん、
何をどうすれば萬田化出来るのかって?
ちょっとそれ
わたしにはわからないわね。
簡単でない事だけはわかるよ。
聞いたこと無かったけど
そういう理想の姿があるっていいな。
わたしはあと一年数ヶ月か。
どうなりたいか
考えようとしたところ
聞いたばかりの骨折話が強烈で
健康、無事、安全、という思いだけが
膨らんでしまうので
少し時間が経ってから
落ち着いて練りましょうかね。