嫁と姑、
自分達が嫁だった時の
姑世代はその一つ前の世代みたいな
強烈ないびりはかまして来なかったけど
イヤミはかまして来ましたよね。
聞いた話で
忘れられないのは
友達が嫁だった頃
同居のお義母さまに
「今日の夕ご飯何作りましょうか?」と
訊ねたら
「たまにはおいしいもの食べたいわ」
と言われたというエピソード。
いつもまずいって言いたいんかい!と
頭に来たけど
言い返せなかったそうな。
そんなわたし達かつての嫁が
姑になった現在
かなり遠慮深くなってる気がする。
嫁の迷惑にならぬよう
気を遣うことこの上なし。
みんなの話を聞いていると
いびりやイヤミどころか
幕末の毛利の殿様
別名「そうせい候」もかくや、
嫁に対しては
「いいんじゃないの」一択でいく姑多し、
のような気がする。
そんな姑の立場にいる友達と会ったら
嫁のこと話していい?と。
嫁姑あるあるの共感話かと思ったら
この友達の嫁の
常識の範囲を突破している振る舞いに
驚愕と困惑。
どんな様子かというと
友達がちょっとしたことで
この嫁にアドバイスしたら
「お義母さんの時代とは違うんです!」と
キーーーッと過剰反応し
挙げ句過呼吸。
近況ラインでケーキを食べに行ったと
写真も送ったら
「自慢ですか?」って返してくるは
かといってタイミング的にラインを見られず
状態として放置になってしまったら
「わたしのことが嫌いなんですね。
嫌われたので自○しようと
自分の首を絞めたけどだめでした」
とメンヘラ丸出し発言。
怖いよ!
次々繰り出される
こってりねっとりした困ったちゃんぶりに
もう友達と旦那さんのみならず
遠方にいる
お嫁さんの御両親すら巻き込んで
遠慮を越えた腫れ物扱い。
しかしそれがまた
良くない方向に行っていて
エスカレートする様々な要求に
関係者一同が
振り回される一方。
これはまずいね。
友達の目に光がなくなっちゃってる。
他にもまだ書き切れないエピソードが
多数あるんだけれど
それ聞いて思うのは
ある種のモンスターが
嫁に来ちゃったということ。
なんてったって
自分の息子と嫁の目の届かないところで
コミュニケーション取らせてもらえない状況。
大昔の威張っていられた姑、
そんな感じで現代で姑している人って
いるのかしら。
昔ながらの姑って
絶滅危惧種のような気がする。