朝のウォーキング終盤、

登校時間も終わり

もう小学生の姿が道から消えた時間に

ひと組の親子が

向こうから歩いて来ます。

 

ランドセルに

交通安全のカバーかかってるから

一年生かな。

男の子とお母さん。

 

早退するにはあまりに早い

今なら出席とってるような時間だけど

通院とかの用事でもあったかな、と思ったら

すれ違ってすぐに

男の子がお母さんに

 

「明日こそ絶対学校行くんだ」

 

と言うのが聞こえました。

 

お母さんに宣言して

奮い立たせているのか

 

お母さんに申し訳なくて

そう言ってるのか

 

その他の感情からなのか

わからないけれど

今学校に行けてないんだね。

 

 

お母さんの声は聞こえてこないのは

何か答えてあげたけど

こっちまで聞こえなかっただけなのか

答えようがなくて無言だったのか

どっちなんだろう。

 

 

なにがどうなるのが

いいのかわからないけれど

この親子に

応援の気持ち。