枇杷のさっぱりした甘さとか

あの味、

どんなだったか思い出すの

難しくないですか?

 

思い出そうとすると

あの大きな種の感触や

かすかな渋みが蘇ってしまうのよ。

 

おいしさの方を思い出したいのに

おいしかった、という印象しか

残らないというか。

 

つかみ所の無いというか

なんというか。

 

それにしても

種なし葡萄みたいに

種なし枇杷があれば

可食部が増えるのに、

とも思うけど

もしあの妙に大きい種がなかったら

寂しいだろうとも思う。

 

 

散歩していると

枇杷の実がこの季節

どこでもたわわに実っておりますが

柿ほどカラス達に人気ないのかと不思議。