苗字で

例えば

丸川、だったとしたら

マルカワ読みが一般的だと思うのですが

稀に

マルガワ、と

濁って読まれる場合がありますよね。

 

たまにわたしの苗字もこのパターン。

 

とはいえ訂正するのも微妙だし

かといって

呼ばれる度に

落ち着かないし、ということがある訳です。

 

 

三沢さんならミサワ、だけど

高見沢だとタカミザワと濁る、と

なんとなく自然に定まった

清音と濁音の区別の

その範疇だと思うですが。

 

 

そして今日

名刺をいただくと

例外にあたる方と遭遇。

 

 

『黛 ○○』

 

氏名の漢字の下に

ローマ字で

MAYUSUMI

とあったので

 

「濁らない音なんですね」

 

それについてついコメントしたら

 

「そうなんですよ。

まゆすみ、って濁らないんです。

でもマユズミが一般的だから

みなさんローマ字は全然気にしてくれなくて

マユズミって呼ばれちゃいます」と。

 

それ、訂正はされないんですか?と

重ねて伺うと

 

「黛ジュンさんとか

黛敏郎さんがいらっしゃるので

もうみなさんそういうもんだってなってるので

諦めてます」

 

と。

 

 

そしてこの黛(まゆすみ)氏が

わたしの苗字を呼ぶ際に

なんと濁る音で発音。

 

そこ

濁らない音が一般的であり

なおかつ自分の苗字で

濁る濁らない問題は

敏感であろうはずなのに

なぜに

するっとそこそうなった?

 

 

そして

それはやっぱりわたしも

訂正を求める事は

出来ないままに過ごしてしまったのでした。

 

むずむず。