友達と四人で会っていて

四方山話。

 

夫婦の関係性の話になったら

離婚歴のある友達が

半分笑いながら叫ぶように

 

「ちょっと待ってよ。

 

今こうしてみんなの話に出て来るような

まともな優しい男の人って

わたしの人生で

とんと出会ったことないんですけど!

 

別れた主人を始め

今で言うモラハラとか

わたしを押さえつけたり

締め付けてくるような人ばっかりだったわ!」

 

そこから彼女の経験した

とんでも話が始まり

今度は三人が

 

「え~~~~っ!」

 

となったのですが

彼女としては

 

「まあ、こんな男の人にばかり

あたるって

よっぽど前世で

自分が酷いことしたのかもね、って思うと

もう腹も立たないけどね。

 

おまけに

そういう事があったから

息子達にも

「今がお母さん一番自由で

幸せそうだね」って

言われるし

正しくその通りだからいいんだけどね」

 

と、さっぱりしたものです。

 

さっき話してくれた

苦労話も

既に笑い話になっていたし。

 

 

「別れたダンナなんて

お見合いで会った時から

この人はないな、って

思ったのに

押されていつの間にか結婚してしまったのが

人生のわからないところよ。」

 

と、彼女。

 

「結婚しても

いつ別れよう

いつ別れよう、って

そればっかり考えてたもん。

 

別れたダンナは

6個入りのおまんじゅうが

家にあったら

後先考えず

4個食べちゃうような人だったのよ。

 

家族はあとわたしと息子二人の

三人いるのに

饅頭二個しか残さない訳よ。

 

その無神経さがすべてだったわ」

 

ありゃ~、

その計算はちょっと意味不明。