自分で自分のこと、
「お料理得意なんだ!」って
言えちゃう人、
けっこうな確率で地雷。(わたし調べ)
だってそれって
たいていは
『自分』でそう思うとか
『家族』がおいしいって
言ってくれてる、という
他人への根拠として
弱いものだったりするのに
当人そう思わず自信満々。
それ言う相手が
もしかしたら自分より
すごい腕前かも、とか
いろんなところで
おいしいもの食べている人かも、とか
少しでも考えたら
恐ろしくてそんなこと
言えなくないですか?
にもかかわらず
言えちゃうあたりに
『自称料理上手』に
地雷臭を感じちゃうわ。
友達が最近
そういった一人、
『自称料理上手』の被害に遭っております。
友達が午前にその人と会うといつも
「この時間お腹空いてるでしょ!」と
朝ご飯食べない
彼女の習慣を熟知した上で
おむすび握ってきてくれるそう。
友達は他人が握ったおむすびが
苦手で食べられないのに
それを言わせない圧があるそうで。
で、味はと聞くと
「めちゃくちゃしょっぱい」そう。
おまけにこれから
一緒にランチもするのに
その前に
運転しながら食べてね、と
渡してくるタイミングの悪さって
どうなのか。
そしてランチ後
一緒にスーパーに寄って
麻婆豆腐の素をかごに入れたら
「そんなの使っちゃだめだよ」と
けちょんけちょん。
だのに炊き込みご飯の素を
その人は買って
それで作った炊き込みご飯を
お裾分けに届けてくれたそう。
友達からしたら
「麻婆豆腐の素は駄目で
炊き込みご飯の素はOKって
意味わかんない」
と。
こっちも聞いていてわからないわ。
で、そのもらった炊き込みご飯は
全体に水気多いし
餅米も混ぜたのはいいけど
それだけまだ白いし
アレンジして増量して入れたごぼうは
堅いし、と
お世辞にもおいしいとは言えない
出来栄えだったそう。
そうしたら翌日、
「昨日のは自分らしい
出来じゃなかったから」と
またも炊き込みご飯を届けてくれたそう。
『失敗した』、でなく
『自分らしくなかった』、と
捉えるあたりのポジティブさがすごい。
友達は
「納得出来ていないなら
昨日のは届けないでよ。
今日持って来てくれたのも
要は素を使ったものなのに
なんでわざわざ
自分の手柄みたいにして
持って来るんだろう。
それに二日連続で
炊き込みご飯もらうって微妙」
と
もやもやしたあまり
わたしにぼやいたという顛末。