さて、しばらく前、

家の塗装のため

足場が組んである時は

茨姫のお城は

こんな感じでしょうね?という

気分を味わえましたよ。

ええ。ええ。

 

そして今、塗装が終わり

足場も撤去され

ものすごい開放感。

 

物理的にもですが

精神的にも。

 

敷地内に誰かいるというのが

ざわざわするし、

職人さんとの朝晩のご挨拶とお茶出しに

なんとなく気が張りましたわ。

 

その上

営業の人が毎日挨拶に寄って

不具合ないですか?って

聞いてくれるけど

それも毎日となるとけっこうたいへん。

 

 

あちら側もたいへんだったのでは?と

思われることが実はありまして。

 

それはわたしが留守の時に

応対に出る夫からの圧。

 

 

夫が応対するということは

いかんせん在宅の仕事を

中断してのことなのもあるし、

そもそも夫は

無駄口なるものを

忌み嫌っているのです。

 

仕事でもプライベートでも

口数の多い軽めの人を好まず

「ぺら助」というカテゴリーに入れて

すぐさまうんざりモード。

 

なんだってあのぺら助は

要点をさっさと言ってくれないんだ!と

後で憤ること度々。

 

その場では

おとなしく聞いてるんだけれど

もっと要領よく話して欲しい、と

思ってしまうらしい。

 

しかし会話って

要領だけではなかろうよ。

潤滑剤としてのやりとりも必要だろうし

仕事なら言葉を尽くして説明だって

したかろうよ、と思うけど

夫はとにかくそんな。

 

その気持ちが目に見えない圧となって

出てしまったりなんだり。

 

さてある日

営業の人が

いつものように様子伺いに来たら

いるのは夫。

 

 

営業の人(けっこういい年)、

夫と対面するやあたふたして

なにを言うかと思ったら

「いつも自分

挨拶もちゃんと出来ていないようで

すみません!!!!」と

深々と腰を折って

いきなり謝り始めたそう。

 

夫もそれには驚いて

そんなことないですよ!

とは言ったそうだけど

要は夫からそう言わせる圧が

出てしまっているのよ。

 

なんなんだよ、みたいな

オラついた圧が!

きっと。

 

説明の時やら

契約の時の夫の物腰すべてに

なにかあっちも

感ずるところあったに違いない。

 

 

間の悪いことに

完成後の

確認の立ち会いも夫がすることに。

 

その時も

かなりの圧を出したんじゃないかと思われ。

 

 

だって夫のわたしへのその報告が

ぷんすか混じりでしたもん。

 

営業の人、我が家の担当期間

かなり消耗したんじゃなかろうか。