週末の朝
次男シャンシャンに
「この土日のどこかで
シャンシャンが
ご飯作ってはどうかしら?
どこかと言わず
毎食でもいいんだけどね。」
なんてダメ元で言ってみたところ
「じゃあ、ペリメニ作るけど
薄力粉と強力粉ある?
あとね…」
お、なんかすんなり。
一回は何か作らないと
許されないような圧が
滲み出てしまっていたかしら。
ともあれ、
やった~~~~!
シャンシャン食堂
久しぶりに開店。
ところでその
ピリ…?
ペリ…?
初耳ですが
どこの何???
ペリメニ?
ロシア料理?
はいはい、
なになに、
小麦粉の皮で挽肉と野菜を包み
茹でたもの。
餃子のロシアにいる親戚みたいな、
そんな料理なのね。
ペリメニ、
なんか
インドの炊き込みご飯
ビリヤニに
名前似てるからお米系の
イメージだわよ。
ペリメニペリメニペリメニ、
覚えておかないと
また言われちゃうからね。
ペリメニペリメニ。
よし!
覚えた!!!
これで
食材も自分で揃えて
作ってくれたら万々歳ですが
一緒に買い出しとなってしまったわ。
合い挽き肉と、
なになに、
サワークリームも要る。
そんなおしゃれなもん
初めて買うわよ。
あらやだ高い、と思うけど、
作ってもらう方が
嬉しいから
そこは黙ってかごに入れました。
さてさて、
シャンシャン、
台所に籠もり
皮をこねこね、
タマネギを泣きながら刻み、
肉を混ぜ混ぜ。
作業中、
もとい、
調理中、
麺棒のありかを聞くだけで、
完全自作で出来ました
これがシャンシャン作
ペリメニです!
じゃじゃ~~ん!!!
見た目は冴えませんが
皮がもっちもっち
中身のお肉はスパイスが効いて
腕前によりどうしてもそうなった
粗みじんのタマネギが
食感のアクセントにもなり
これまたいい具合。
本物に近いかどうか
わたくしにはわかりませんが
作った当人も
満足していたので
大丈夫なのではないかしら。
じゃあまた来週なにか、と
期待に満ちた視線を送ったら
非常にその下心、
迷惑そうなシャンシャンでございました。
いやいやいや、
材料費出すから、
作りたいもの作ってよ。
誰かが作るご飯最高。
