植物が
お日様に当たらなくちゃ
いけないみたいに、
雨に降ってもらわないと
いけないみたいに、
人間同士は
誰かとお話ししないと
くたっと
なっちゃう生き物なのでしょうか。
先日
レジに並んでいたら、
距離を空けて並んでいる
前の人が
くるっと振り向いて
話しかけて来られました。
推定70代の御婦人、
もちろん初対面。
「もー、マスクって
うっとおしいわねえ。
あなた、
布のマスクだけど、
布ってどう??
わたしは布マスク
使ったことないのよ。
その柄素敵ね!」
から始まって
あれやこれや。
レジの順番が来るまで
話しかけられてました。
初対面の方との
世間話を苦も無くこなす
己のおばちゃん力は
一体いつ身に着いたのかしら。
それにしても
飛沫感染の恐怖から
知り合い同士で
ばったり会っても
そそくさと去る人多めなのに
ご婦人、
さては
もうそんなこと
かまっちゃいられないくらい
会話に飢えてますな。
それというのも最近、
レジの人に話しかけて
会話するご婦人、
見かけること多くなってきました。
以前店員さんと
交わしていた
なんでもないやりとりを
控えてはいたものの
やっぱりこの長期化に
我慢の限界と
なってきたようにお見受けします。
次男シャンシャンも
先日運転免許の更新の帰り
バス停で一緒になったおじさんに
ガンガン話しかけられたそうです。
「免許なくしちゃってさあ」から始まり
もうしゃべるしゃべる。
そして
「お兄ちゃんどこに住んでるの?
○○?
いいなあ、あそこ
あんまり雪降らないよね。
おじさんのところはもっと降るから
そっちに雪雲行かないかなあ。
がはははは。」
会話をするのは
やぶさかではないにしろ、
おじさん、
話題の落としどころが
めちゃくちゃですがな。
