里山爽やか通信 -4ページ目

夏の風物詩・朝顔市

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7月の夏休み真じかの日、入谷の朝顔市のニュースが報道されました。ずいぶん昔の話であるが、この時期に少し遅い電車に乗ると、行灯仕立ての朝顔の鉢をさげた親子連れやカップルを見かたものだ。今年も朝顔市がはじまったかぁ。そして、夏の本番と、今年も夏休みが始まったんだな。と実感したものです。

家に帰って「明日朝顔市に行こうかぁ」と、“おかあさん”を誘っていったものだ。市では歯切れのよい売り子の声が飛び交い、客で混みあっていた。花を選ぶというより、値段の適当な物を買うのがやっとであったようだ。

そんな懐かしさから、もしかして、と思い、インターネットで検索したら、朝顔市に出店している店がネット販売していた。早速申し込んだら、夜遅くなって返信が来た。「返信遅くなってごめんなさい、市と子供が三歳と0歳の世話でてんてこ舞いで・・・20日の午前着で送りました」。

朝顔市の店もネット販売もやってんだぁ。少しは朝顔市の風情が運ばれてくるかなぁ。

初夏のカモミール畑は満開

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『P1030677』

6月の中旬になるとカモミールが満開になる。そんなに遠くない昔、ハーブ栽培が日本中で大流行した時があった。

そんな時にわが家でもハーブ園を作りたいと頑張ったのです。そんな名残のカモマイルやラベンダー、その他ミント類などが手入れもしていないのに、今もこぼれ種から毎年咲いてくれている。

昨年の秋に、この畑にレンゲを咲かせて、背の高いカモマイルを一緒に咲かせたら綺麗だろうな。と、思い立ってレンゲの種を3百坪分買ってきて、10月上旬に種を蒔いた。

しかし、残念ながらレンゲの種まきの時期が若干遅かったため、レンゲの成長は遅く、春には雑草に負けてほとんど目立たない存在となった。そのためカモミール単体の畑になってしまった。

それでも、わが家の日本ミツバチの軍団がぶんぶん飛んで、カモマイルの花から蜜をせっせと熱心に集めている。来年はぜひレンゲの花を満開にさせて、わが家のミツバチに蜜を集めさせたいと思っている。

今年は9月中旬までにレンゲの種を蒔いておきたい。そのために今は有機堆肥を入れたり耕運機で耕したり準備している。レンゲとカモミールが咲く野心的畑を成功させたいと、今年も努力しています。

裏磐梯・五色沼散歩。 そのⅢ

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古びたベンチに胸キューン

青池?の脇道を少し入ると古びたベンチが三台ほど設置されている。人どうりも少なく涼しいので、この場所が何時のまにか食事の場所と定まってしまったようだ。

山行やハイキングの時は決まって、マツタケご飯の弁当が定番だ〔自然食品の店で買ったマツタケご飯の素〕。それにゆで玉子や漬物や果物など、アルミホイールにくるみ、凍らせた飲み水の周りに詰めて持参する。

食べ物を大切にする“おかあさん”は、「山での食事は不安定な場所で食べることが多いでしょ」。だから「アルミホイールはヘリが立って強度があるから手の上や膝の上から落ちづらいでしょ」、また「どうせ持ってくる水だから氷にしとけば冷たいものが食べられるわ」、などと、リックからピカピカ光ったアルミの包みを、次から次と出しては食べさせてくれていた。そんな“おかあさん”の姿がよみがえってくる。

秋の紅葉には、一番きれいな日を選んで歩きたいものです。