「ピアノは、何歳から始めたらいいですか?」
「ヴァイオリンをやらせたいのですが、まだ無理ですか?」
 
こんな質問をよく受けます。
 
ずばり!!
3〜4歳からがベストです。
 
「じゃ、7歳では遅いですか?」
「18歳では、もう弾けるようになりませんか?」
「大人になってしまったら、絶望的ですか?」
「シニアは、無理ですか?」
そんな事は決してありません。
 
 
が、今回は、現在幼稚園以下で、これから楽器を始めようとお考えの方へ。
 
小学生上がると、勉強が始まり、いわゆる読み書きを教わります。
この時期が最も身に付くからですね。
 
幼児期は、考えたり努力したりする事は、ほとんど出来ません。
直感的に捉えたり、真似っこが得意です。
そんな時に、繰り返し練習をさせようと思っても難しい。
 
この時期は、音楽をやる上で一番大切な「感性」の基礎を作る時期なんです。
勿論、絶対音感やリズム感は、音楽をやる上で助けにはなりますが、それだけでは音楽は成り立ちません。
 
たったひとつの音を聞いて、色や匂いを感じる。
2つ音が重ったり、繋がったりすると(例えば ドとミ)笑顔になる。
それが3つになり、4つになると叫んだり、涙ぐんだり。
音量やスピードは、びっくりはしても、感動はしないのです。
 
スポンジのように何でも吸収できる幼児期こそ、質の良い音楽に触れることが大切です。
左右違う事を弾いたり、早く指が動かせるようになったりは、まだまだ先で大丈夫。
 
この3〜7歳までの時期こそ、音楽をやる上での基礎となります。
 
次回は、実際にどんな教材を使ってレッスンをするのかをお話したいと思います。
 
 
(ピアノ専任講師 滝口浩子)
 
 
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