・はじめに
サッカーを頑張っている少年少女の股関節も痛みが出やすい場所の一つです。
股関節は骨盤と大腿骨でできている関節ですので、骨盤の動きのバリエーションがあるない
にとても左右されます
なので股関節の動きと一緒に骨盤の動きもチェックする必要があります
股関節自体は可動性を求められる関節ですので硬い人は可動域を広げたいですね
普段起こりやすいものを少しピックアップしていきます
・主な疾患
- 単純性股関節炎
- ペルテス病
- 大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)
- その他
・単純性股関節炎・・・子供の股関節痛でよくみられる疾患です。3~10歳ぐらいの男の子によく起こるとされています。はっきりとした原因は不明で、なかには歩行困難例もありますが、1~2週間程度の安静、経過観察により治癒します。レントゲンでの異常もみられません。
・ペルテス病・・・先ほどの単純性股関節炎と発症年齢や症状が似ているため鑑別が必要です。初期には鑑別がつかないため、1~2週間の安静、経過観察で痛みが落ち着けば単純性股関節炎、変わらなければ整形外科での検査をオススメします。
・大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)・・・繰り返されるスポーツ活動により関節の中でインピンジメント(衝突)がおこり発生する。15歳~40歳代に多いと言われています。これも体の使い方がかなり影響しますので姿勢や動きのチェックは必要です。画像検査」(レントゲン、MRIなど)の結果により手術療法の可能性もある。
・その他・・・股関節まわりには様々な筋肉が関与しますので、裂離骨折や肉離れ、筋肉の炎症、オーバーユース(使い過ぎ)など押さえて痛い場所や動きなどのチェックをして鑑別する必要があります。
・まとめ
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