せっかく朝日新聞様で映画の連載をさせていただいているので、今日から365日、その日にちなんだ映画を紹介していこうと思います。
 
「滝口ミラの365日映画ミラネバ」です。
 
12月7日水曜日の今日。
 
 
 
 
 
神戸港開港記念日です。
 
西郷隆盛や与謝野晶子
香川照之さんやいしだ壱成さんの誕生日です。
 
 
 
 
 
 
そんな今日は1958年に東京タワーが初めて公開された日、そんな日にぴったりな映画は…
 
 
 
 
 
 
 
「ALLWAYS三丁目の夕日」です。
 
 
 
 
 
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建設途中の東京タワーがでてくる映画です。
 
 
 
 
ジジババが昔を懐かしむ映画だと勘違いして観ていなかったた私が父と母が観ろとうるさいので、しぶしぶ観たのですが度肝抜かれました。人生で一番心に残る名作となりました。昭和33年の古きよき日本の舞台にタイムスリップしたような気分になります。
 
 
 
 
 
私はこの年代に産まれてないのになんだか知らないけど魂が震えるように涙が流れたり大笑いして懐かしくもなるのがこの映画なんです。いつの時代もいいもなはいいのですよね。
 
 
 
 
 
そして見終わった後に間違いなく幸福感に満たされるんです。
 
 
 
 
 
モノを捨てることを一緒に残念がったり、相手を本気で心配したり、みんな前向きで一生懸命だった高度経済成長期。
 
 
 
 
 
この国はどこの話なんだろうか?そうです。私達はこんなに魅力的な人達が住んでる日本に生まれたんです。
私達はこの尊敬すべき人達の子供達なんです。
私達もこの映画の人達に負けないくらい魅力的な人になりたい。この国を再び元気にしたい。私達にはできるはずです。今だからこそ観るべき映画なんです。
 
 
 
 
 
もちろん他の国の人が見てもそう思わせてくれます。日本は素敵な国なんだってことを。