額装を担当させていただいてます、売れっ子小学生画家SAYAKAさんの個展の額装を次々と進めておりますが、
その中でもこちらの馬車の絵。
19世紀あたりでしょうかイギリスかフランスの貴族の馬車をSAYAKAさんのタッチでかわいく描いた作品です。
こちらは私の額装前の画像。(SAYAKAママ提供)
マネージャーでいらっしゃるSAYAKAママから
これにエルメス風の額ってできますか?
とお問い合わせをいただきました。
ファッションブランド風の額装は、私も好きでチャレンジしていますので
とってもやりがいのあるリクエスト
ですが
エルメスです
エルメスは、ディオールやシャネル、ルイヴィトンなどのハイブランドよりもさらに上級の伝統的なブランド。
それを私が額装で表現できるかどうかなんて、はっきり言って
恐れ多い
と思うくらいの歴史と技術とブランディングが積み重なったファッションブランドなんです。
そう簡単にはいかないだろうな~と想像しながらも、
エルメスっぽさを額装で漂わせるのはハルキハウスの額装家ならではのお仕事だわと思い、チャレンジいたしました。
エルメスといえば、もともと貴族のための馬具を作っているブランド。
特徴としては、ビビッド感x伝統的な要素 の掛け合わせです。
そこで、エルメスのブランドカラーのオレンジと細かいレース模様の入った眩しいゴールドの額縁を合わせて、エルメス風の額装が完成。
内側のライナーはもともとオレンジに近い明るい色の木目の額縁でしたが、オレンジ感を足すために特別に塗装を施しビビッド感を抑えめにだしました。どういうこと笑
モチーフの馬車とエルメス風額装がベストマッチングですね!
こちらはすでに売約になったそうですおめでとうございます
額装させてもらった私もうれしい
この作品が飾られたら、きっと鮮やかで爽やかな空間になるでしょうね
額装家のホームページを開設しました