皆さま、こんにちは
札幌に移住して丸6年
移住してヨガを始めて丸6年
「北国での暮らし」のほなみんと申します
以前、ブログで、
宮沢賢治の絵本を紹介しました
実は、ほなみんさん、
札幌へ住まいを移すとき
どうしても処分できなかったのが絵本
我が家の本棚 でで、でーん!
↓左上の『銀河鉄道の夜』に触れた記事
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をモチーフとしていました
上記の記事の中、
1冊 紹介してない絵本がありました
別記事で紹介する旨 書いたのですね、
今回の記事、
そちらの記事で頂いたコメントから
友人のお名前とコメントを使わせて頂きます
奎さん、todayさん、
ご了承頂き ありがとうございます
残り1冊の答え合わせ
待ってくださっています
奎さんの思いつく宮沢賢治の他作品
『やまなし』と『水仙月の四日』だそう
ストーリー分からない方はググってください
どちらの作品もホロッとさせます
『水仙月…』は恐くもありホッとする部分あり…
本日は『やまなし』を少々…
『やまなし』は
国語の教科書にも出てきます
もうひとりのブロ友 todayさん
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突然ですけど、、
宮沢賢治のお話に添える挿し絵って
とても難しいのです…
ネットで検索するとたくさんの方が描いた表紙がヒットします
僭越ながら作ってみました
↓こちら『やまなし』の裏表紙 ^_^
青空の写真を川底の青に見立て水泡を散らしました
↓表紙は 手稲山と雲の写真で製作
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一、五月
二疋の蟹の子供らが青白い水の底で話していました。
『クラムボンはわらったよ。』
『クラムボンはぷかぷかわらったよ。』
『クラムボンは跳ねてわらったよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』
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物語のほんの触りですけど
宮沢賢治の作品の独特な世界観
その賢治の作品を授業で扱う…
子ども達に教える…
todayさんのコメント、秀逸なんです
私もtodayさんの同級生になりたかった
毎日学校が楽しそう
todayさんの言う通り、
クラムボンはクラムボンで良いと思う
先生は生徒に何て答えて欲しいのかな
教える先生も大変なのわかるけど…
先生にとっても難しい作品ですよね…
『やまなし』お話の最終シーン
川底でやまなしが落ちて来るのを待ち受ける蟹の兄弟
表紙の完成まであと一歩
しっかりと発酵するのを待つのよ
さて、
話を残りの1冊に戻しましょう
残り1冊、我が家の宮沢賢治の絵本
↓こちらです (*^^*)
セロ弾きのゴーシュ、
あまりに有名な作品です (・∀・)
な〜〜んだって言う声が聞こえる…
※原作は「セロひき」ではなく「セロ弾き」です
福音館書店の絵本は「セロひき」を使用してます
宮沢賢治が最後まで手元に置き、手を入れたとも言われています
児童文学者の瀬田貞二さんが
福音館書店『セロひきのゴーシュ』に
あとがきを書いていらっしゃいます
抜き書きしようとして辞めました
瀬田さん、大変優れた児童文学者です
瀬田さんが翻訳した絵本に大変お世話になりました
ウクライナ民話『てぶくろ』とか、、
ですが、あとがき、難しすぎです
失礼は重々承知しております、スミマセン
簡単に言うと、この作品
大人も子どもも楽しめる
そういうことなんですね
『セロひきのゴーシュ』
子ども達にせがまれ何度読んだことでしょう
主人公ゴーシュ君のもとに毎晩かわるがわる動物達が訪ねて来ます
三毛ねこ→カッコウ→たぬきの子
→野ねずみの母と病気の子の順で…
『セロひきのゴーシュ』には
『銀河鉄道の夜』の根底に流れる賢治の死生観は見受けられません
だからこそ、この作品、
気軽に子ども達に読み聞かせできたのかもしれません
※賢治は若くして結核で亡くなりましたが、
それ以前に賢治の妹も結核で亡くなっています。
結核は当時不治の病で人々の死生観にもかなり影響を及ぼしたことでしょう。
賢治がイーハトーブで追い求めた理想。
人間がみんな人間らしい生き方のできる社会。
もともと賢治は人間も動物も植物も、
お互い心が通じ合うような世界を理想としていました。
が、現実の世界は賢治の思惑通りにはいきませんでした。
それでも賢治の死後、私達は彼の物語からたくさんの想いを受け取ってます。
答え合わせ…
『セロひきのゴーシュ』
こちらで幕引きとさせて頂きます
絵本や作品について
あくまで一個人の感想でしかありません
物語の解釈はひとりひとりが考え、
心の中で育むものと考えております
それでは、、
読んでくださってありがとうございます(◍•ᴗ•◍)❤