富岡製糸場の世界遺産内定で、日本が盛り上がっております。
私も去年、近くを通ったので見物しにいきました。
しかし、あの程度のものが世界遺産になってしまっては、世界遺産の権威を落とすだけでしょう。
たしかにこれだけ長い間、建物を保存しておいた事は素晴らしい事ですが、富岡製糸場よりも古い建物なんてのは世界中に五万と有るわけです。
富岡製糸場は中学校の社会の教科書にも出てくる為、日本人には愛着も有るでしょうが、所詮は当時の工場。当時は、日本の人件費が他国と比べ安かった為、フランスやイタリアの商人が技術移転をしたわけですね。
しかし国営工場というのは非効率の象徴ですから、開業当初は赤字続きだったよう。国民の税金で赤字を補てんしていわけですね。
これが世界遺産になるなら、広東省にあって何万人もの労働者を抱えるフォックスコンの工場などもいずれは世界遺産になるのかもしれません。
そこで出来た製品は政商の三井物産によって独占販売されていたとも言いますし、開設から20年後には三井に払い下げされています。国民の税金を三井のような政商によって食い物にされたという見方も出来ます。
そんなものを日本人はお祭り騒ぎで喜んでいるのですから、日本人はおめでたい民族であります。
