はい。
リブートで再開ですwwww

今回は【MP7】のお話。

ちょっとしたキッカケでモケイパドックの震閃電カスタムをしたMP7をゲット。
中身を色々と分解してみる。
するとノーマルパーツの研磨やバランス取りだけで、あの性能を出している事が判明。

これは面白そうだ!

と自分でもやってみる事にする。
だが、勘違いしないで欲しい。
話の本題は震閃電カスタムでは無い。
自己流震閃電カスタムを作る際に余ったパーツ。
もっと言えば、ジャンクMP7を数台集めて作った関係で、メカボックスとチャンバー以外の部品が余ったのである。

「これは有効活用しないと、もったいないオバケが出る」

てな流れで、色々とネットで検索する。
まずはチャンバーを手に入れようと思った。
壊れやすいので予備も含めて欲しいと思ったが、社外パーツはおろか純正品も中々無い。
ところが、海外に目を向けてみると・・・・

「おや。メタル製のMP7用チャンバー???」

調べてみるとPolarStar用のチャンバーと判明。
Polarstarはいわゆる電磁弁のメーカーだ。

って事は、MP7用の電磁弁あるの!?

てな訳で、Polarstarのサイトを見てみるが、MP7用は存在しない。
どうやら4〜5年前に製造を終了したらしい。
そこで、世界中のエアガンショップに在庫が無いか調べまくる。

3店舗見つけた。
1つはロシア、1つはギリシャ、もう1つはアメリカ。
PayPalが使えるのはアメリカのショップだけ。
なぜペイパルかというと詐欺られても保証がつくし、評価が低いショップは契約を切られる。
つまり、PayPalは信用度の証でもある訳だ。
早速そのショップに国際電話をしてみる
(筆者は一応英語ができる)

【分かった事】
・在庫限りの販売
・一応保証はある
・アダプタはオリジナルなので銃によっては加工が必要
・日本のガス圧で正常に動作するかはわからない

問題ないwwwww
という事でインボイスに指定の書式で書いてもらう。
これは通関の事前申告を行うためだ。
事前申告をやっておくと通関が早く処理される。

チャンバーと合わせて購入。
約600ドルで、関税と送料込みで約8万円。
問題も無く約10日ほどで手元に届く。 


早速パッケージを開く。
さすがにショップオリジナルだけあってしょっぱいwwwww

アダプタは加工して作り直し。
電磁弁本体は日本の圧力でも動作するように分解してスプリングを調整。
0.45mPaで初速70前後が出るように調整する。


なぜ初速70前後か

この速度域が「弾による風切り音」が非常に小さくなる領域だからである。
機械音や発射音を抑えても、弾の風切り音で位置を特定されてしまう事は多々ある。
なので初速70前後をベースとする。

賢明な読者はここで疑問が。

フロンガスって0.5〜0.55mPaくらいだよね?
なんで0.45mPaなの?

これはサンプロの市販レギュレータの最小が0.45mPaなんです。
で可変レギュレータのMAXが0.55mPa

つまり、0.45mPa時には初速70前後、0.55mPa時には初速90前後を実現しようと言うわけです。

バレル、チャンバーを加工して、気密を上手く取り各圧力でのバランスを取る。
という事で、まずは小型の0.45mPa仕様のレギュレータを内蔵したストックを製造。
こんな感じに。
ベースはM4ストックで、後ろから少しボンベを出すようにする。
こうしないと交換ができないwwww

次に大出力の0.55mPa可変レギュレータ仕様。
これは72gボンベを使う関係で内臓はできない。
だけど取り回しが悪くなるのはアレなので色々考える。

あ!そうだ!!

3Dプリンターでアダプターを作って「レギュレータをストックにする」という暴挙にでるwwwww
ピッタリwwwwww


電磁弁のアダプタも加工しないとマルイのMP7には上手く入らないwww
(WELL製には簡単に入りましたw)


セミフルの切り替えはマイクロスイッチのオンオフ。



バレルも微調整の結果、ケイホビーの若干ロングになったバレルが初速上非常に相性が良いと判明。


しかし、写真にあるようにゴムを貼らないとバレルとチャンバーが奥に行きすぎて、マガジン位置と合わなくなるのだ!
つまり給弾不良が起きる訳。


押しゴムも自作の削り出し。



それで組み上げた結果・・・・・

【0.45mPa(ストック内蔵レギュレータ)】
初速70m/s



【0.55mPa(ストック固定型可変レギュレータ)】
初速88m/s

良い感じだwwwww
試運転としてストック固定型レギュレータ仕様を所属しているチームのゲームで使用してみる。


ウホッwwwwww


位置を悟られずに撃てる撃てるwwww
7人vs7人規模で、1ゲームにて4人ヒット取れましたw

ゲームでのフィードバックを元に更に改良。
所属のチームの主フィールドは森。

・最大射程は30mもあれば十分
・消音性もアップ
・短時間の制圧にも使えるようにする
・サイレントで奇襲するために取り回しをよくする
・有料フィールドでも使えるように完全に内蔵化する

その結果がコレwwww


3Dプリンターで色々足りない部分を作りました。
初速は約70m/sで距離30mくらいなら余裕で狙える。
コンパクトさを重視したのでガスは16gボンベを使用。
これだと100〜200発くらいしか撃てないので、基本はセミ。
瞬間火力を出すために3バーストできるようにした。
ホース類を画するカバーやストック延長のアダプタも作成。
これでホース類も隠せましたwwwwww 


これで超静音MP7が完成しましたw
ガス切れ対策に予備ボンベとレギュレータを携行する事で解決。
可変レギュレータなら、状況しだいでは0.55mPaにして初速をアップするという方法も。
(HOP調整は大凡を事前に決めておけばある程度は対応可能)

さっそく次戦に投入しますwwwww