永遠のゼロという小説は、以前入院中のベッド上にて感動した小説なんです。
内容を知っているだけに、愛する人のところに戻りたい思いを抱えながらお国の為に命を投げていく若者たちの姿・・・
その情景が目に浮かんでしまっただけにこの曲を初めて聴いたときの衝撃・感動・背筋がざわつく感じは半端ないものでした。
曲としての印象は「桑田さん、優しい曲をつくるようになったなぁ。」という「MUSICMAN」のアルバムを購入して全体的に感じた感想と似たものがありました。
この優しいメロディーにのせて、唄われる鎮魂の歌。 命の重さ。尊さを伝えるには十分すぎる説得力を感じました。
8月15日。終戦の日にちょうど仕事で市役所にいたのですが、館内放送で黙祷の放送が流れ。自然と目を閉じたところ、この曲が頭のなかでかかりました。
何の為に 己を断って 魂だけが 帰り来るの?
夢溢る 世の中で あれと 祈り・・・