写真は槍の稽古に励む佐藤君!
今日も、通常稽古後、幾人かで公園に行って稽古。
いや、しかし、通行される方や近所の方のご迷惑になってはいけませんから、それはそれで、隅々まで気を配って◎
今日、上記の稽古をやっていたら、それぞれに「発見」「気付き」があったようで。その嬉しそうな顔を見ていると、「そうか、この顔見るために、会をやっていくべきなんだろうな」と思いました。
速い殺陣、誰が見てもかっこいい殺陣を目指すと、どうしても言動が厳しくなるんですね。「楽しみたい」って入って来た人たちにも、こういう厳しさでいいんだろうか?と、考えると、時々凹むのですが、
凹んでいるときというのは、
「この笑顔を見るために、会をやっていくべき」
という―殺陣を成功させた先にある―志をたぶん見失っているときなんだと思います。厳しさの先に、志がないと、自己嫌悪に陥ってしまう……。
いまさら書くなよ―って、内容ですけどね。いや、意識しながらやっていた時期・瞬間というのも、これまであったと思うのですが、腑に落ちたのがついさっきってカンジでして。このところ、「もっとやれ」「もっとやれ」って、自分が空回りしてとばしているような感覚があって、ホント嫌だったんです。
そしたら、俺自身が着地すべき点は、案外近くにあったようで。
そういう笑顔に、実は支えられ続けていたから、殺陣をやってこれたのだと、俺自身は「気付き」があって、とても嬉しかったです。「おごるな!」なんて、自分自身に強く戒めてもダメなんですね。結局、目の前の笑顔を「(俺が教えた)当然の報酬」のようにとらえおごっていたから、自己嫌悪から抜けられなかったのだと思います。
あの笑顔が「俺」を構成する全て!―目の前の霧が一気に晴れたようで、とても清々しい気分になりました。(面と向かって云うのも気恥ずかしいので、こんなところにこっそり書きますが、これまで殺陣を一緒にやった皆さん、習いに来て下さった皆さん…)ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。