今回はみんな大好き、自動詞と他動詞について。

これは辞書で意味を調べるときに非常に大切な知識です

 

自動詞とは「分だけで意味をつくる動詞」のことです

もっと実用的にいうと、「直後に目的語をとらない動詞」ということになります。

 

たとえば

 

I walk <in the park> <everyday>.

「私は<毎日><公園を>散歩します。」

 

のwalkが自動詞です。うしろには<in the park>と副詞句が続いていて、目的語はありません。

ちなみに<前置詞+名詞>というセットはだいたいは副詞句なので < > でくくってしまいましょう。

 

 

一方、他動詞とは「の人やものとセットで意味をつくる動詞」のことです

実用的には「直後に目的語をとる動詞」ということになります

 

I <usually> buy clothes <at UNIQLOs>.

「わたしは<普段><ユニクロで>服を買います。」

 

のbuyが他動詞です。直後にclothesという目的語が続きます。

 

 

日本語で考えると混乱することがあるので、動詞の使い方で覚えていきましょう。

たとえば、上の例文でwalkは自動詞といいましたが、

 

I walk the dog <in the park> <everyday>.

「私は〈毎日〉〈公園で〉犬を散歩させます。」

 

のように、walkの直後にthe dogという目的語がくっつけば、walkは「~を散歩させる」という意味の他動詞になります。

つまり動詞によっては自動詞・他動詞どちらの使い方もできるということです。

 

例文などを読んで、目的語をうしろに直接とるのか(他動詞)

単独または前置詞とセットで使うのか(自動詞)を覚えていきましょう。