モヒートミント(イエルバブエナ)がのびのび。


そろそろ刈り取って(収穫して)やらねば。
放置してると、下の葉からポロポロ落ちて、どんどん無くなって行って、お前、死ぬの?枯れる? ってくらい葉がなくなっていく。

なので、その前に狩り尽くすといい。
また生えてくる。ゾンビ。

毎日数本収穫して、夜間にお湯を沸騰させ、ちょっともんで香りを出したモヒートミントを熱湯に。火を止めて3分。
モヒートミントのハーブティー。


モヒートミントの名の通り、お酒に使われるミントなのだけれど。←酒飲まない人。
このミント、メンソール感は弱めで飲みやすい。
もう少しメンソール強いミントが欲しいなって思ってるけど、どうしよう。

ペパーミント、ブラックミント、クールミント、辺り?

調べてみよう。



昨日は、ツイステ7章更新で思考が全てツイステに持っていかれてちゃってキモオタ発揮して、ツイッター(X)に吐き出さなきゃいられない状態だったけど、今日は大丈夫。一日経って、落ち着いた。多分。

10日(昨日)はメイドの日だったんだってね。
余裕なかったから何もしてない。

じゃあ、小説でも書こう。BL小説。



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幼なじみ王子と従者とホットチョコレート:番外編

タイトル:
【メイドの日】


 
 商人たちが訪ねてきて、羊毛の布を買い取って行った。それが昨日のこと。倉庫にある在庫の確認と、報告、生産する商品の予定決めを済ませ、自室で書き物仕事をする。
 本日の午後は来客の予定もない。

 静かに仕事をしていると、ドタドタと騒がしい足音が近づいてきた。
「ミラ!」
 嬉々とした声と共に勢いよくドアが開かれ、ラフィが部屋へ入ってきた。ノックする、部屋の主の返事を待つ、という常識をどこへやった。
 何か嬉しいことでもあったのか。それを無邪気に報告したそうな声に、机から顔を上げる。

「……」
 絶句した。
「なんか言え」
「……なんという、格好を……」
 なんとか言葉を絞り出した。

 短い青髪に白いヘッドドレス、この屋敷のメイドから借りたのか、何故かメイド服を着ていた。自分の着替えさえままならないラフィだから、誰かに着せてもらったのだろう。

 俺が期待通りの答えを出さなかったからか、童顔の中にある大きな青い目が、不満そうに睨んでくる。

「もっと言うことあるだろ」
「ここの跡取りがする格好じゃない」
「違う! もっと、こう、ほれ、ほれ」

 スカートをたくし上げ、チラッと見せてきたのは、ロングソックスと繋がるソックスガーター。
 スカートをめくるんじゃない。はしたないだろう。
 なんて注意すれば、益々機嫌を損ねるのは目に見えているので、喉から出かかった言葉を飲み込んだ。

「……ずいぶん……」
「「ずいぶん」なんだ?」
「……可愛らしい格好で」
「ふふん、そうだろう」

 途端にご機嫌になるラフィ。
 顔半分に大きな火傷痕があるが、童顔で小柄だからかそこまで似合わないものでもなかった。
「満足したなら、着替えを」
「何言っている。これからだろう」
――これから、とは?

「ご奉仕してやる」
「高慢なメイドで」
「まず、ベッドに寝ろ。俺がフェ……」
「却下。昼間から盛らないでいただけますか、ご主人様」
「む……」

 頬をリスみたいに膨らませ、不服をアピールしてくる。ラフィの頬をつつくと、ぷぅ、と空気が抜けた。
「せっかく、メイド服を着たのだ、何か、こう……何かないか? 俺にしてほしいこと」
「着替えを」
「着替える以外」

 何かやられせば満足するのかと、少し考えた。
「なら、マッサージでもしてもらおう」
「わかった。ベッドに寝ろ」
 肩でも揉ませようと提案したのだが。
 どうしても、俺はベッドには寝かされるらしい。

 洗濯したての清潔なシーツが敷かれたベッドに、うつ伏せに横になる。俺の上にラフィが乗る。ラフィのマッサージは意外と悪くなかった。元々、腕力も体力も人一倍あるのだ、机仕事をしていた体に、指圧の刺激が丁度良い。

 マッサージを受けている最中、部屋のドアがノックされ、ドアの向こうから執事バセの声がした。
「お手紙が届きました」
「ありがとうございます。机の上に置いておいてください」
「失礼します」
 と、バセが入室する。

 バセは長いこと執事として働いている熟練の紳士だ。この屋敷の跡取り息子がメイドの格好をして、伴侶に跨っているところを目撃しても眉一つ動かさない。
 家の情報を外に漏らさないのは当たり前に心得ている、俺の元上司。

 だから、慌てる必要などないのに、あたふたしだしたのはメイド服を着ているラフィだった。
「おわっ!」
 俺の上に乗ってるメイドが、ひっくり返り、ベッドから転げ落ちる。スカートがめくれて下着もソックスガーターも丸見え。なんともまあ、あられもない姿。

 素早く起き上がり、スカートを整えた。
「お前、お前……! 見ただろう!」
 バセを指差し抗議する姿は、猫がシャー! と威嚇するそれに似ていた。
「何も見ておりません」

――パンツ丸見えだったけれど。
「お、俺が! ミラに乗ってるところを!」
 そっちか。

 二人とも服は着ていたのだし、マッサージしていただけなのだから慌てることもないのに。
「もう……もう、知らん!」
 顔を真っ赤にし、部屋を慌てて出ていくメイド。

「申し訳ございません」
「いいえ。ラフィは混乱しているだけなので。それより、なかなかマッサージは上手いようなので、腰が痛いと仰っている、おじい――お義父様にもと思うのですが」
「メイド服は遠慮なされた方がよろしいかと」
 あんな姿、高齢な義父に見せたら笑い死ぬのではないか。

 ミラの馬鹿!! と廊下から絶叫が聞こえた。



(終)



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