今年の〆にちょいツーしてきました。

目的地は姫路のオーカワ。前回スプロケットを受け取りに行った際、タンクパッドを発注してきたのですが、それの受け取りです。

カワサキ以外の国内3メーカーとKTMを販売するマルチ店。店内もピットもメッチャ奇麗です。

さて、もう今年の最終営業日だと思われるこの日に行ったのは、アレがあるかもしれない、と思ったから。

店内を見回すとやはりありました。

コレです。

390DUKE2024モデル。

コレ1台しかありませんでしたが、コレも多分予約が入ってそう。

webページでは散々見てきましたが、実物はこれが初です。

ますますイカつくなったフロント回り。シュラウド伸ばし過ぎやろ!

ライトの外側はレイヤー化していて、390はデイライト仕様。125と250はただのカウルだったはず。隙間は余裕で手が入ります。熱対策な面もあるのでしょう。ライト自体はスリムです。今回は4灯仕様。

LC4cエンジン。まぁ、オリジナルLC4をコンパクト化したわけでもないので、ネーミング的に、ですな。LC4を名乗るならSOHCでしょ。こいつはツインカム。

390はその名の通り394㏄?くらいまでスープアップしてたはず。見た目は23年モデルよりイカツくなっていい感じとは思う。ユーロ4.5?対応のキャタライザーが下に見える。冷却水タンクもこっちへ移動している。

ステップはようやくピポッドシャフト外になり、ステップ交換は超ラクそうだ。

WPのAPEXリアサス。APEXと言っても伸び側ダンパーとプリロードしか調整できないが…まぁそれでもOH可能なサスだと思われる。どうでもいいが凄い角度だと思う。スイングアームも新型になっていて、コイツがそそる。

フロント側もAPEXサス。伸び沈み両方の減衰が調整できる。以前、390は390Rだと書いたが、前後サスがこの仕様だからこそだ。トラクションもローンチもコントロールできるゴージャスなECU制御。タンクキャップが地味にチェンジしてて、フタがかっちょええ。

タンクのオレンジ部分はマッド仕上げで、色のコントラストが何とも言えない仕上がりだ。

このオレンジシートは初回生産分だけで、今後入ってくるのは黒シートらしい。

 

今回のライトは前モデルをモデルチェンジしたふうだが、990や1390は型抜きしたフレームだけのライトになっている。890や790の2024モデルもこれに倣うのか、はたまたスモール系になるのか…しかし990のデザインは新型390によく似ているので、スモール系にあのライトが来なかったのは小排気量と区別しているのかもしれない。デザインは更に先鋭化しているが、2023モデルよりマッチョになった印象だ。

走りの方はどうなのか今現在は判らないが、試乗車が出てくれば是非とも試乗してみたいものだ。

 

新型を眺めて帰宅。めっちゃ寒い。寒いがエンジンはゴキゲンで、軽やかに回って良い。44Tにネガは無く、いい感じに加速してはくれるが、この時期は着ぶくれた手袋のためクラッチ操作やウインカー操作が非常にやりにくい。そこだけが冬の難点。

この機体はアタリだったようで、シフトもカチカチと入り、ニュートラルもサクッと入る。シフトフィーリングやフケ具合もすこぶる良くて、燃費を気にしない回し方をすればかなり速い。それでも燃費走行すれば47~8は出るのが凄い。(燃費計換算)

今年はこれで走り納めとなるだろうが、来年暖かくなったらもう少し色々な所へ出かけてみたい。