今日は暖かい日だという前提で、ちょいツーリングに行きました。

ようやく125DUKEのそれらしいインプレができる距離を走行。目的地は毎度の丹波市豚まん吉吉です。

 

前車は690DUKE、頭の中の250DUKE、仕事でよく乗っていたスクーターのベンリィも、という前提で比較もしています。

原付二種、という事で最大排気量が125㏄。最大出力はEU基準の15馬力。690の70馬力や250の30馬力に比べれば、というか比べるまでもなく非力。ベンリィよりはパワーがありますが。

そういう頭で納車日には乗って帰ったのですが、そこまで非力感は無い。パワーは街中で使う分は充分に出ているので、それをどう使うか?でしょう。

パワー感を感じるのは6000回転より上。ここをキープすればそこまで遅いとは思わない。要は使い方。

250と違って、トルク感無しに回転が上がっていく、という事は無く、適度なトルク感で加速していく楽しいエンジン。ただ、緩やかな登りが延々と続く道などは不得手。どんどん遅くなって、アクセルひねっても全く加速しない。こうなると2速くらい下げないとまともに加速しない。

そういう小排気量ならではの欠点もあるが、250ほど頻繁にシフトチェンジしなくても、4速6000回転をキープすればけっこう走れる。そこから引っ張ってタコメーターのオレンジグラフィックが一瞬ブラックになった時は焦った。回し過ぎか?

390でも受け止める足回りは割とハード目だが、街乗りで違和感を感じるほどではない。峠道でも破綻なく走れ、かなり悪い道を走っても車体に変な挙動は出たりしない。

パワーが無い分、ブレーキは超効く。急な何かが起こっても、ABSで問題なく速度は落ちる。

125にはスリッパークラッチは付いていない。懐かしいエンブレで、減速は思いのまま。

元気なエンジンだが、アベレージは低い方が何かと良いと思う。燃費やオイル交換頻度など、回し過ぎは良くない。が、当家近辺は坂しかないので、回さないと走らないという矛盾…。

 

エンジン特性は上記のような感じだが、車体は250で慣れ親しんだものなので、違うマシンに乗ってる気はあまりしない。メーターは全然違うが、メーターとにらめっこして走ってたら事故るよ?

ややモタード寄りのストリートファイター的なポジションや、個性のある見た目。どの排気量もDUKEらしいと思う。690に乗っていたのもあって、DUKEらしさ、というのは全排気量とも同等にあると思う。

単気筒でストレスなく高回転まで回るエンジン。高剛性なフレームと足回り。エッジの効いたデザイン。KTMがオンロード制覇に乗り出した最小排気量車も、その名に恥じぬ性能と楽しさがあります。

やっぱ走って楽しいか否かが大事だと思う。苦痛に感じるなら原二は止めた方がいいし、セカンドバイクとして乗るならこういう物と割り切って乗った方が幸せ。

バイクで楽しむ!って思える一台。全てを使いきれる楽しいマシン。

 

そんなこんなで色々と楽しみながら、目的地の豚まん吉吉に到着。

けっこう寒かったので、熱い豚まんが最高にウマい!

サイレンサーですが、バッフル外したらうるさいだけで走らなかった…バッフルを色々とアレして何とか音量は抑え込んだが、そもそも100㎜程度のサイレンサーに消音を求めるのには無理があったなと。響く場所で乗ってると不快で、走るのが楽しくない!!次サイレンサーを検討中…

 

その後、気になっていた新規店のKTM姫路にちょこっと立ち寄って帰宅。

本日の走行は210km、燃費は驚異の47.2km!マジか!原付以来の高燃費だな。タンク半分であと260キロも走れるとかパネェな!

まぁ、大雑把な燃費計なのでそこまでは信じてないが、データだけ見ると嬉しいものですな。690の2倍は走れる計算とか笑える。

 

さて、そういうワケで初ツーリングは無事終了。今年はもう遠出は出来ないかもだが、コイツにはまだまだ乗るでしょう。

ぼちぼちやりたい事もあるので、いずれまた。