初七日。霧丸の事も落ち着いて考えられるようになりました。
霧丸は最後こそ辛い日々でしたが、お迎え当初から自分たち夫婦を和ませてくれるかわいい子でした。
里親としてお迎えした霧丸は、どのような理由で我が家に来る事になったのかは分かりませんが、元々のおうちではちゃんと可愛がられていたようで、ウチに馴染むのも早かった子です。
他の子と遊ぶのも好きでしたが、どちらかと言えば引っ込み思案で慎重な性格でしたね。テディを地でいってる感じです。
ウチの他の男の子たちは自分たちの事を「オレ」と呼びそうな性格ですが、霧丸は「ボク」と言いそうな性格です。
食欲も普通以上にあり、生野菜大好き、抱っこも部屋んぽも大好きな、元気いっぱいな子。
テディモルモットとはよく言ったもので、本当に生きているぬいぐるみのような、我が家でも一番のかわいい子でしたね。
袋のカサカサ音とかにも敏感で、すぐに顔を出してきてはぷいぷい言っていたのを忘れられません。八重と、後に合流した結とも合わせて3人でぷいぷいとそれはそれは賑わしい合唱で、こちらも慌てて対応していたものです。
デリケートで繊細な性格だった故、膀胱結石という厄介な病気でナーバスになっていた事は間違いないと思います。慎重な性格が裏目に出てしまった感じです。
主食であるチモシーにもけっこうカルシウムが含まれている以上、この病気を防ぐことは難しいでしょう。どうやって気を付けたら良いのか、本当に難しいです。
霧丸と過ごした4年近い日々は、本当に楽しくて安らぐ日々でした。
虹の橋前でも今まで通りのんびりゆったり過ごしている事でしょう。
霧丸の冥福を祈ってくださった皆様、本当にありがとうございます。
自分たちはこれからも、霧丸の分も合わせて、他の子達に愛情を注いでいきます。
よろしくお願いします。