祝日でお休み。

本来ならちょっと走りたいところですが、今回は前々から決めていたフォークオイル交換の為、枚方市にあるBIKESHOP万治郎へと向かいました。

 

 

普通に専門のディーラーで購入した人には分からない苦労かと思いますが、KTMも御多分に漏れず、購入店以外での整備はほぼ断られます。

中古車の扱いは本当に難しく、自分で整備できる方なら何ら問題はないのですが、そうでない場合はちゃんと整備できる店で購入しないと詰みます。

自分も正規ディーラーで購入しているので、本来はショップまで行けば何ら問題は無いのですが、何しろ遠方なので・・・

そんなワケで、近所に駆け込み寺的なショップを探していたところ、発見したのがこの万治郎さんです。

近い、と言っても大阪を縦断しないと行けないので、距離的には大した事は無いのですが、横たわる大阪市にことごとく道を阻まれるため、2時間ほどの時間が必要です。岐阜よりは全然近所ですがね。

このショップに依頼しようと思ったのは、整備担当のアサトさんが元690乗り、という事に他なりません。

そうしてコンタクトの後、予約をして訪れたのが本日。

地図上では住宅街の真ん中だったのですが、マジ住宅街真っただ中!

マジでここか?と思うくらい住宅街ど真ん中ですw

元々何かのショップだったのか、という内装ですが、一番当てはまるのは「The秘密基地」です。

バイク大好きな仲間が集まって、わいわいやっているうちにショップにまでなった。

そんな匂いがする、どこか懐かしい場所です。

自分も昔は友人宅隣に借りている納屋に、友人と総勢10台近いバイクを集めて悦に入っている時がありました。

整備をしたり、雑談したり、本当に楽しい時間でした。

そんな懐かしい感じがするショップです。

この騒然とした店内。キッチリしたところでないと信頼できない!という方にはお勧めしません。

KTMにBMW、そしてDUCATIと、外国車ばかり(今は隼もアリ)の趣味性が強いショップですが、色々と乗り継いだメカさんの勘所という物は、マニュアル一辺倒の整備とはまた違ったものがあるのです。

今回はオイル交換とシール交換。

シールはSKFの物を採用。と言っても、純正もSKFですがね。

純正品の高年式は、オレンジのシールだったような?メーカー直の物は緑です。

本来フォークオイル交換は自前でやる案件なのですが、現在の居住地は駐輪事情が非常に悪いので、ショップにお願いした次第です。

690のフォークオイル交換は非常に簡単な部類に入るので、場所と時間があるなら是非自分でやりましょう。

 

 

これでエンジンオイルとフォークオイルの交換は終わりました。

フォークオイルはロールアウト時の物のはずですが、大した汚れも無く奇麗な物でした。

前回交換した300Vと共に、帰路はチェックをしたがら帰るつもりでしたが、何しろ渋滞が数珠つなぎな大阪市内。周囲警戒が先にたってそういう物のフィーリングを確認する間もありませんでしたw

若干の感想で言えば、300Vは温度上昇が緩やかな気がする、といったところでしょうか。ギアもサクサク入るし良いのですが、メカノイズが増大したような気もする?かもです。周囲を車に囲まれていたので、反響音とかかもしれませんが。

オイルに関してはまだ詳しく分からないといったところです。

フォークはというと、普通ですw

沈み込みが滑らかになったかな?くらいなもので、オイル交換で劇的に良くなった感はありません。

別にチューニングした訳ではないので、この普通な感じが大切です。

 

そんなワケで、休みの日はショップ往復して終了という何とも寂しい感じですが、これでこの先は安心して走れるという訳です。

マジ冬になる前に、また走ってこようかと思います。