お昼はよく、宣伝ティッシュを設置してる
ショッピングモール内の某食堂へ行きます。

そこの店長は15年来のつきあいで、大家さんの息子が
経営しています。

ここんとこの、暑さといろいろなことがあり
食欲が減退し、そこのざるそば450円ばかり食べてます。

ここの食堂に毎日食べにきてるちっちゃいおばあちゃん
と顔なじみ(というかいろいろおしゃべりしてこられるのですが)
となり、行くといつも近寄ってこられます。
とってもやさしい方で
いろいろ身の上話とか話されます。

わたしの食べてるざるそばを見て
かわいそうに思ったのか、自分が食べていた
てんぷら盛り合わせを
「おにいちゃんこれ食べられ・・・」
(この方から見るとわたしってお兄ちゃんなんだ
ってことは100歳???)

気持ちはとっても嬉しいのですが…
「天つゆもいるよね」と自分のたべていたものを
差し出してきました。
「わたしはおばあちゃんだからええんよ」

涙がでるほど嬉しいのですが・・・・
(;^_^A

油もんは・・・・・・
食べさしだし・・・・・・

しかし、じっとみつめられると・・・・

「気持ちだけ頂くね」とひとつだけ頂いて
残りはお返ししました。

お返しすると、「そう・・・」と言いながら
残りを全部たべてました。

ほんとうは自分が食べたかったのに
貧乏そうなお兄さんがかわいそうに思ったのか
差し出してくれた優しさが・・・心に痛いです。

「ここはおいしいね じゃから毎日食べにくるんよ」
いつも無邪気にわらってる名前もしらないおばあちゃん
に優しさを分けてもらいました。

世の中には、自分のことだけ、自分の思うところだけ
しか見ない人間もいます。

名前もしらないおばあちゃんから優しさをいただき
わたくしも、もっとやさしい人間になれた気がします。

多少いや・・かなり・・メガトン級に、てんぷらは・・・・一個でも胃につきささりました。。。
心ではなく…胃が痛い・・・・