君の笑顔は銀色の花


僕の涙はくれないの土



幸せであってほしい、とこころが叫ぶ。


いつも笑顔であれたら、とこころが叫ぶ。



頭は、


頭は犠牲と後悔とをこころに与え、


手先足先へとそれを浸透させた。



そして、


豊かさの背後にそびえる貧しさを知った。


ほほえみの奥深くにひそむ悲しみを見た。



だから。



君の笑顔は銀色の花


僕の涙はくれないの土