を読みました♪



読んだら人間、嫌になっちゃうよって耳にしたことがあるけど、そんなことはない、「斜陽」同様、GOOD!!な作品でした。


こんな人が、今はいるのか?って思うほどの暗さ漂う内容で、辛い苦しい悲しい有様が描かれた小説なんだけど、それは決して現実離れしたものではなくって、言わばこの社会の"負"の部分を集めたようなもので、誰ひとりとして抱かないはずのないものだと思いました。


だからすごい、切なくなりながらも身に染みる、良い作品でした。


太宰治は幸せです。こんなに辛くって悲しくって、自分で命を絶とうとするほどの、内面の叫びを、こんなに美しい文章に変えることができるんだから。



今日、鴨川Lunchしました☆すっごいいい天気で、パンをほおばりながら、山や川を眺めてました。

一羽の鳥が水面に孤高を貫くようにダンスを踊っていました。