日本人ならヤーレンと聴けばソーラン節が思い浮かぶ。が、ヤーレン・ソーランの語源はヘブライ語らしい。

ヤーレン「喜び歌う」
ソーラン「一人で」
ヤーレンソーランは一人で喜び歌うとなる。
 
さてタイトルの「ヤーレンシャッフル」。
ちょっと意味不明だが「子羊達へのレクイエム」という副題を見ればヤーレンがヘブライ語であることを桑田氏が知っていたのは明らかだ。
 
 
童よ怨むでない
頼りの学校で
もう嫌になっちゃう教師を見…
情緒無き数値を見…
孤独なEveryday, Yeah.
 
親父よスネるでない
我が身の逆境で
もう嫌になっちゃう上司を見…
倒れそうな組織を見…
明日なきNight & Day
 
雨になりそうなLonesome Flower
独りで泣いてないで
涙を拭いておいで
Paradise
 
君よサラバ(sarava)☆サラバ(sarava)夢☆ドリーム
Sweet Sweet, Da-ba-da
どうかNever Die!!
君よサラバ(sarava)☆サラバ(sarava)夢☆ドリーム
Sweet Sweet, Da-ba-da
そうさNever Cry!!
 
揺りかごを揺らす手が
殺意のリズムに変われば
YARLEN SHUFFLE
 
 
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歌詞は聖書でいう迷える子羊達🐑のオンパレード。
「揺りかごを揺らす手」は喜び歌っていたはずだが、「殺意のリズムに変われば」それは混ぜかえされる(シャッフルされる)
もはや誰も追いつけない一節である。
 
歌謡曲なマイナー調のメロディ。そこに英語の語感をもつ日本語詞をのせ、テクノロジーのアレンジを施したのが新しい。
 
ジャケットを見れば分かるが 「さくら」というアルバムのトーンは全体的に暗い。憂いが憂いとしてそのまま歌われている。桑田氏がよくやるようなネガティブな感情をポジティブのオブラートに包むことがされていない。
「YARLEN~」などはその典型だろう。
 
 
 
 
 
 

 

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