5thアルバム「NUDE MAN」12曲目収録、LPではB面6曲目、ラストを飾るバラード「Just A Little Bit」の1つ前の曲である。


しっとりとしたバラードの前に、レゲエで「パープー」に盛り上がろう!という意図が感じられる。

「レゲエに首ったけ」や「恋するマンスリーデイ」のような気だるいレゲエではなく、ジャマイカの青い海のように陽気なレゲエである。



ちょいとマーレイさん 寄っといで Jamin…
冗談半分の Co-Direction
アンタ最高に Sexy な Player ( sexy )
のけぞっちゃうべぇ Pan・Selection
Oh.oh 乱らなマーレイさんは マイタイで Night & Day
Rolling Stones は愛きょうで London
とっかえひっかえの Errection
問題ばっかの異端児ぎょうさん
こんな Happy な Hi-Ve-Connection oh…
老いたるジャガーさんも
TV で興奮は一途な快感 All Night Long




歌詞は放送禁止用語のオンパレードで、歌詞カードにも記載されていない言葉がある。


例えば歌詞カードの記載は「冗談半分の Co-Direction」となっているが、実際に歌っているのは「冗談半分のMan Co-Direction」とこんな感じで、他にも、
記載「乱らなマーレイさんは マイタイでNight & Day」
実際の歌「乱らなマーレイさんはAnalでCunt マイタイでNight & Day」

記載「とっかえひっかえの Erection」
実際の歌「とっかえひっかえの勃起 Erection」

記載「老いたるジャガーさんもTVで 興奮は一途の快感」
実際の歌「老いたるジャガーさんもTVでオナる 興奮は一途の快感」

記載「ちょいとピンカール」
実際の歌「Under Hair ちょいとピンカール」

記載「その辺の Ain't No Good」
実際の歌「その辺のスペルマ Ain't No Good」

また、「「来いなジャマイカ」の詞は全部「なんとかション」って韻をふんで」おり(Direction, Selection, Erection, Connection, Sensation)「日本語にはその手の音がない」が「向こう(欧米)のサウンドに対して忠実でいたい」ために「意味ない言葉が並」ぶ結果となった。(桑田佳祐「ただの歌詞じゃねえかこんなもん」)。

さらに、歌詞には、マーレイ(ボブ・マーリー)、ローリング・ストーンズ、ジャガー(ミック・ジャガー)、レイ・パーカー Jr.、アース・ウィンド・アンド・ファイアなど桑田が当時、気に入って聴いていたミュージシャンが登場する。

オーソドックスなレゲエナンバーだが、途中に入る女性コーラスのMCがユニーク。
それにしても桑田はシモに走るときが一番楽しそうだ。

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