サードアルバム「タイニイ・バブルス」2曲目に収録。







「夢多かりし年ごろに別れたじいちゃん」を未だ恋しく思う、「Sexy ばあちゃん」の歌。
と書くとすごいテーマに聞こえるが、要は、桑田氏お得意の別れた恋人を忘れられない歌の主人公が、若者から年寄りにシフトしただけのことである。


とは言え、この「Sexy ばあちゃん」、「Funky じいちゃん」ともに「90 years old」というからすごい。
90歳の一途な恋を綴ったポップ・ソングが他にあるだろうか?


年寄りの恋の悲哀を醸し出すマイナー調のメロディにコミカルなタイトルと歌詞を載せたバランス感覚が素晴らしい。

ともすれば間延びしがちな楽曲ともいえるが、毛ガニのパーカッションがそれを止めるかのように楔を打つ。


「そばに居てたころから彼といきたやタバコ・ロード