⑤右肩腱盤断裂について振り返ってみる⑤
退院までの残り2週間は、特に変化もなく、やることもなくひたすらウォーキングの日々。
入院して2週目にもなると、同じような装具をつけた患者さんが一人・二人と現れます。
暫くはお互いに様子を見ているのですが、やることもないので声をかけ始めます。
「どうですか?肩の調子は?入院何日目ですか?」などのきっかけから会話をはじめます。
「おいくつですか?」
『69です。』『70です』と意外にウォーキングの速足で健康的な年上な方が多かったのにちょっとびっくりしながら会話。
まあ手術して何日目ですとか、何歳ですとか、会話しつつ此処から私の【再断裂】の話がはじまるのでした。
いわゆる『2度目の手術で再断裂でこうしてこうしたことが再断裂を招きましたって武勇伝的な話になってしまいます』
今思うと恥知らずな大馬鹿野郎です。反省しきりです。
でも、腱板断裂縫合手術を初めて受けた方には、私の話は、反面教師として良い教訓になってたと思います。
①退院してからがすべての作業が不自由で大変なこと
②奥さんが優しくないともっと大変なこと(自分ではインスタントラーメンひとつつくれません)※怒らせたら飯抜き決定(^^;)
③おお風呂も2リットルペットボトルで簡易装具を製作して裸で脇に挟んでシャワーです。シャンプーも自分ではできません。
④右手が使えない、仕事に復帰ができないことで自分が必要とされていないのではという不安に駆られてしまうこと
⑤リハビリを毎日行うが、退院後2週間は、装具は外せても手術した腕は動かさない物をもたない。
負荷をかけないことと分かってても、つい手を使ってしまうこと
⑥車の運転はできないので、リハビリに毎日、奥さん・娘らにたった1時間の為に、時間を作ってもらうこと
⑦安易な考えで仕事で腕を使うことや自己判断の腕上げは、確実に再断裂まっしぐらです。
などなど、身体的にも精神的にもつらいのが『肩鍵盤断裂の治療』なんです・・・と武勇伝をまたしてしまった。
治療にかかる費用がマシマシ・・・高額医療費控除かんぷされるのかなぁ
また、続きは次回・・・
