無事全公演、終了致しました。
ご来場下さった皆様、関わった全ての皆様本当にありがとうございました
暖かいお客様のおかげで、
ほぼ毎日満員御礼となり、好評頂いておりました。本当にありがとうございます
素敵な差し入れも本当にありがとうございました(*^o^*)
今回のアイコの衣装カラーと同じです（＾Ｏ＾）
今までのつかこうへいさんの熱海とはまた違った新たな熱海殺人事件を楽しんで頂けていたら嬉しいです！（＾Ｏ＾）
あの、つかこうへいさんの有名な熱海に最初は出れるだけで嬉しく舞い上がっておりましたが
つかさんの脚本は本当に本当に素敵なものがぎゅっと詰まっていて、愛溢れる作品であり、何年も前から愛され続けた理由がわかります。だからそれを壊さないように、より良いものを届けられるように必死でした！（笑）
殺人事件なわけで、
幼馴染の大好きな金太郎に
竹崎扮するアイコは殺されます！！！！（戯曲を知らない方に）
私が演じた山口アイコは、
長崎県の五島から中学卒業後
夢を抱き上京してきたのですが。
東京で待っていたのは
売春というものでした。
それでも彼女は五人の兄弟を学校に行かせるため、家族のために必死に働きました。どうして売春としてしか、できなかったのか。彼女はどんな風な夢を持ってどんな風に生きたかったんだろう？
私が思うアイコはすごく純粋で頑張り屋で、金太郎の事が大好きで、、。
でも金太郎に売春していたことがバレてしまいます。素直に金太郎に『ごめんね。もうやらない。』と言えばいいのに言えない不器用な見栄っ張りな女の子でした。
そしてアイコは売春宿で
ブサイクでコケな1000円女と呼ばれていました。悔しい思いで生きていたと思います
金太郎はそんなアイコを見て、それでも帰ろうといってくれたのですが、そんな金太郎の手には1000円札が握られていました。
そんな大好きな金太郎に千円の価値しかないと、あんたまでウチを千円女だと思っていたんだねと愛する人からの裏切りや絶望を受けます。（アイコ視点から）
そこで彼女の中で何かがぷつんと
切れたんだと思います。
売春宿でいつか絶対トップになってやる。
大好きな家族や故郷のことも全部、
何もかも忘れた。そう金太郎に罵声を浴びせます。
上京してきた彼女は、
都会にもまれ変わり果ててしまった、こんなのあいちゃんじゃない、昔のあいちゃんにもどって欲しい、こんなアイちゃんだったら死んだ方がいい。金太郎はそういってアイコの首を絞め殺しました。
アイコは生きている間たくさんの裏切り、絶望、悲しみを味わったと思います。それでも愛する金太郎や故郷への希望があったからこそ、生きていたんだと思います。それでも最後は裏切られてしまった
誰にだって少なからず
裏切られたことあると思います。
彼女を演じる時、
アイコは本当はどう生きたかったのか
なぜこう生きてしまったのか、
彼女を愛してあげようと思いました。
そして、アイコのような裏切りや悲しみを持った方が少しでも減りますようにと思い演じました。少しでも救われていたらいいなあと思います！
なんか、アイコのことや作品のことを書いても書いても書ききれないぐらい、なので、、、（笑）
同じダブルキャストの黒澤尚子さん
も山口アイコのことを書いていました！
よかったらそちらの記事もみてください！
そして文章がごちゃごちゃしている
私より全然分かりやすく丁寧に書いてあるとおもうので（笑）よかったら（＾Ｏ＾）
他にも私が演じたアイコだけ書きましたが、この作品には後5人の登場人物がいて、それぞれの視点で色んな角度の五人のドラマがあり、本当に素敵なお話でございました。
この一ヶ月、自分と戦い続けてきました。今こうして演じ切れたのも、いつも応援して下さり、支えて下さった皆様のお陰です！！
幸せな熱い熱い！夏になりました
ありがとうございました
また是非！
成長してこの作品に是非関われたらいいなと思います！！
たくさんのお客様に見に来て頂いて本当に本当に嬉しかったです！！
最後に、
素敵なキャストの皆さん、
スタッフさんを始め、
ご来場下さったお客様、
応援して下さった皆様、
そして、伊藤監督。
本当にありがとうございました（＾Ｏ＾）
