購読している中日新聞に「親鸞」という小説が載っている。

ちなみにわが家系は親鸞を開祖とした「浄土真宗」の宗派。

正直なところ宗教にはあまり関心のない自分ですが、これも何かの縁です。

折角なので今回は親鸞をパロディ化した物語を作ってみました。


「淫乱性人インランショウニン」(親鸞聖人シンランショウニン)

昔あるところに淫乱性人という偉いお坊さんが住んでいました。

淫乱性人は名前のとおりエッチが好きで、お参りに来た女の人を次から次へと口説き落としていました。


「舐め撫で下物ナメナデカブツ」(南無阿弥陀仏ナムアミダブツ)

淫乱性人の唱えるお経はとても厭らしく「舐め撫で下物、舐め撫で下物・・・」と聞こえてきました。


「現物」(念仏)

それでも淫乱性人の人気は高く、あっちこっちの家から引っ張られお経をあげに行っていました。

しかしどういう訳かお金はなく貧乏な暮らしをしていました。

原因はというと・・・

「気持ちですけど」と言ってお布施を渡そうとすると・・・

「いえ結構です。お気持ちでしたら、その身体だけで・・・」と言ってお金を受け取らずエッチに明け暮れていました。


これでおしまい。

困ったお坊さんがいたものですね。