ひめが逝ってしまってから、もうすぐ6か月になります。

早いものですね。


ひめがいない生活に、少しは慣れてきました。

でも、ひめが恋しい気持ちは変わりません。

朝には『ひめ、おはよう!』

寝る時には『ひめ、おやすみ!』って声をかけます。


ひめが毛皮を着替えて、いつ帰って来てもいいように…。

来年のお盆にも、ひめが安心して帰ってこれるように…。

ひめが安心して休めるように…。

こんなことを考えながら過ごしてきました。

でも、ひめは死んじゃったから、もう抱っこする事もできません。

だから、ちょっとくらいわがまま言っていいよね。


ひめに会いたいなぁ…


 

去年の11月に、オシッコに何度も行くようになり受診しました。

年をとっていましたが、それまでにも膀胱炎をおこした事があったので、その時もすぐに良くなるって思っていました。

でも、抗生剤が効きにくい体質だと初めてわかって、サプリによる治療に重点を置きました。

その効果なのか、1月と2月は安定して過ごせたと…思っていたんです。

ですが先日改めて、病院に行った回数や、オシッコ・ウンコの回数、嘔吐の回数を見直してみたんです。

当時使っていたカレンダーに書き込んでおり、丸めてしまってありました。

結果、タケヤンが感じていたほど安定していませんでした。

ひめはずっと闘病中だったんですね。

11月から、亡くなった4月17日まで、ひめはずっと頑張ってくれたんだって改めてわかりました。

サプリで良くなったように感じたのは一時的で、どんどん体調は悪くなって行ってたんですね。

だけどタケヤンは、元気になってほしい思いが強いから、良くなっているって思い違いしていたんですね。

ひめは頑張ってくれました。


ひめ、えらかったね…。



タケヤンの住んでいる北海道東部は、朝の気温が一桁になる日も出てきました。

なので、コタツ布団を先日セットしました。

ひめは夏でもコタツに入る事があったので、こたつ布団をしまう事はできませんでした。

でも、今年の夏は洗濯してしまっていました。

ひめが我が家にやってきてから初めての事です。

11月に体調を崩してからのひめは、1日のほとんどをコタツで過ごしていました。

なので、ひめが見当たらないときは、まずコタツ布団をめくっていたものです。

コタツにコタツ布団がセットされると、その中にひめがいるような気がします。

でも、めくってもひめはいません。

ひめのお気に入りだったモコモコクッションがあるだけです。

毛の感触が、ひめの毛並みに似ているので、クッションを抱えるとひめを抱っこしているような気がします。

そのクッションも、主を失って夏を過ごしたせいか、ひめのニオイが薄れてきました。


もうすぐ長い冬がやってきます。

冬になると思い出すのが、この写真です。



数あるひめの写真の中でも、お気に入り上位に入ります。

身体は大きい割に、小さい手足がチャームポイントでした。

ひめは一切写っていないけど、ひめの可愛らしさが感じられます。

もう二度と、こんな写真が撮れないのが悲しいです。