こんにちは、タケヤンです。
ブラック企業の雇われ社長となり、その後ブラック取締役になりました。
↓その話はこちら
オーナーが社長になり（以下Ｍ社長）、Ｍ社長にはみんなうんざりさせられていました。
会社は相変わらずブラック気質が漂っており、営業カレンダーは土曜日は休みなのに、強制的に全員出社になっていました。
タケヤンの会社が作っていたのは『金型』というもので、多くの金属部品から成り立っています。
よって工程も様々で、部品を作って、組み立て調整して、それを客先に発送して終わります。
社内の予定表には、どの案件をいつまでに、どこに届けるか書いてあります。
基本的にはそれを見ればわかるのですが、場合によっては担当者にだけ伝えて、詳細は省略している事も多くありました。
しかし、客先で破損等の不具合が出る事も多く、そうなった時に修理品として会社に戻ってきます。
その修理は経験が必要なので、社内で出来るのはＭ社長とタケヤンだけでした。
細かく指示すれば、他に数名できますが…
ある時、タケヤンは土曜日にどうしても用事があり、土日の出勤を入れ替える事にしました。
実はデートだったんです！！
タケヤンはその時、修理案件を１件持っていましたが、日曜日に終わらせれば問題ありませんでした。
また、客先との打ち合わせもタケヤンの仕事で、その案件に関してはいつもとは違う工場に発送するように指示を受けていました。
まあ、どうせ自分がやるんだから、他の人に伝えておく必要もないか！
こう思って、金曜日に全員に、
この案件はタケヤンがやるので手を出さないで下さい！
ハッキリと宣言して、土曜日は楽しいデートでした！！
そして日曜日、早い事終わらせて帰ろうって思いながら出社しました。
修理案件がない…
ドコにもないんです。
もしやと思い、宅配便の送り状を探してみました。
ありました。
Ｍ社長の字でした…
どうやらＭ社長が、勝手に修理して発送したようです。
月曜日…
どうして手を出したんですか？
この質問に対してＭ社長は、
お礼はいいぞ！
ドヤ顔で言われました。
冷静に、いつもとは違う工場に発送する事になっていた事を伝えると、Ｍ社長はなぜかキレて
何でも自分一人でやろうと思うな！！
などと言われました。
酷いと思いませんか？
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