今日は、双子ちゃんのレッスンでした音譜 二人ともとても仲良しで元気な生徒です。 

先日、茂木健一郎氏のセミナーに行った時の話で、「受験にパスするいわゆるペーパーテストに強い子の能力は特殊能力で、東大に行ってるからすごい事なんて何もない。(私はそれはそれですごいと思いますが。笑) でも才能というのは誰でも持っているもの。」とおっしゃってました。 


生徒の才能をどう引き出すか、メンタリティ部分をとても重要です


その双子ちゃんは、とっても個性的ですキラキラ 想像力豊かで、独自の世界をよく語ってくれますヽ(゜▽、゜)ノ 

トンプソンの“妖精の宮殿”という曲は、ラッパがだんだん増えていくように、和音が増えていって、その後妖精の行進が始まるという曲です黄色い花



私     「ラッパが遠くまで響くようにね」


(和音を抑えたまま、しばらく動かない(((( ;°Д°))))

Aちゃん  「・・・」


私     「どっ、どうしたの?!」


Aちゃん  「寝てる人がいるかもしれないから、ちゃんと聞こえるように。」


私      (;^_^A 「笑。そっか。 でも、妖精の国って小さいから、ちゃんとみんなに聞こえてると思うよ。 次は行進しないといけないから、もうちょっと短くしてみようか。」


Aちゃん      「わかった!」



ちゃんと色んな事を想像して弾いてた事に、嬉しくなりました星

レッスンの中で、音楽を共有する空間は、とても大切です。

私が伝えたいことが一方通行になっていないか、生徒が全然違う方向に進んでいないか。

上手に弾く事だけが大切ではなく、その音楽を感じながら演奏している事が大切だと

私は思います。


最近、リズムもしっかりしてきたし、強弱もちゃんとつけれるようになり、表現力も段々ついてきたAちゃんの成長を感じたレッスンでした(*^▽^*)