週刊文春に「群馬大医学部アカハラ教授 大量留年を救済へ」という記事が載りました。
週刊文春によると、2020年度、群馬大学医学部医学科に120人の学生が入学しましたっが、今年度の前期までの2年半で、約40人が必修科目を落としているそうです。
そのうち24人を落としたのが一年生向けの「医の倫理学」だそうです。
一年生~三年生向けの医の倫理学と医系の人間学の授業を受け持っているとが服部健司教授。
群馬大学は必修科目を一つでも落とすと留年決定で、次の年は落とした授業しか取れないそうです。
それは仕方ないのですが、困ったのは服部教授の授業は評価の基準が分からないそうです。
この医の倫理学というのは医療と関係なさそうな映像を見て感想を書いたり、即興演劇をするだけで、試験もレポートも無いまま成績が決まるそうです。
そういうものなんですか?
実は文春は前にも群馬大学医学部の異常事態について報じたそうです。
その後、医学部医学科の学生たちにアンケートを取ります。
文春、医学生にアンケートとったんだ。大学も協力しないとそれは無理じゃないの?
すると、服部教授に対する文句が噴出します。
シラバス(授業計画)の評価基準の部分が予告なく変更されたり、教授が授業でセクハラまがいのことをしたり、教授が授業を忘れてこなかったりするそうです。
酷い授業ですな。
服部教授の授業の不満度は三年生の12%が不満と回答しました。意外と不満度が低いのかと思ったら、45%以上が大変不満と回答したそうです。
服部教授は女子生徒に授業中「君は僕の子供を孕めるかい?」と聞いたそうです。
更に女子学生にフェラチオとかセックスとか書いてある文章を音読させたりしたそうです。
普通にセクハラですね。
普通の会社なら今は解雇だろうな。
とまぁ、学生たちが不満を抱いていたのですが、2月10日、医学科学長が3年生向けに説明会を開いたそうです。
そこで、今年度の前期に医系の人間学を落とした学生に限って、3月に再履修を行う救済措置をとると発表したそうです。
更に服部教授は医系の人間学の担当を外されます。
が、話はこれで済みません。
救済されるのが3年生の8人だけで、1,2年時に服部先生の授業を落とした人や、今年の1,2年生に対しては救済が無かったのです。
なんの基準で救済されたかもよく分からない。
大丈夫か?群馬大学
2月13日に教職員と学友会との定例懇談会があり、そこで、服部先生からの説明はできないといういう話だったのですが、そこに服部先生が乱入してきたそうです。
服部先生は教職員側に席が無いので、学生側に座ったそうです。
服部先生はこの会の存在を知らなかったそうですが、質疑応答が始まると、学生たちがシラバスに書いた評価基準を読んでないと文句を言って、もう一回読んで来いとか、試験の答案にこれで採点できるのか?とか、どうやって採点するんだ?と文句が書いてあったと、文句を言ってます。
群馬大学側は服部教授の採点が正しかったかのように回答しています。
どっちが正しいか知らないんですが、この服部教授の授業以外の授業で16人が単位落としてるところを見ると、そもそもこの大学大丈夫か?と思わずにはいられませんが。
まぁ、変なやつに権力を持たすとこうなるってことでしょうかね。