週刊文春に「福岡5歳児置き去り死園長一族の無責任経営」という記事が載りました。
7月29日に送迎バスで、家に送られたはずの倉掛冬生君が帰りのバスに乗っていなかったことから、母親が保育園に連絡。職員が止められていたバスに倒れている冬生君を発見。病院に運ばれたが、死亡が確認されました。
冬生君まだ5歳。当日は33度の気温で、9時間放置されていたということで、熱中症になるのかなぁ。死因は。
福岡県中間市の双葉保育園の保護者役80人が集まったのはその二日後。
その会合のおんせーデーターを何故か文春入手してます。
バスの送迎は園長の女性が一人でバスを運転して行っていたそうです。40代の女性だとか。
本来はもう一人添乗員が必要ですが、園長一人だけ。園長は全員降ろしたかどうか、出血確認のカードを回収していなかったそうです。
7人しか乗ってないのなら、一人降ろし忘れるなんてあるのだろうか?
文春は降ろし忘れたのは無責任な管理体制にあるとしてます。
先代の園長が十数年前に亡くなって、今の園長になったそうです。この人は前の園長の姪子さんだったそうです。
そして、理事長兼主任保育士は前の園長の奥さんで、今の園長のお母さんがなられてます。
ものすごい同族経営だね。
この後、卒園生が園長に暴力をふるわれたとか、物置部屋に閉じ込めて、「あんたみたいな子は生まれてきちゃいけない」と言ったとか、かなり強烈なことが書かれてますが、これは真偽が怪しいかなぁ。
で、事件2日後に保護者を集めた会合で、ある保護者が子供が保育園の倉庫に閉じ込められた保護者がどれくらいいるか聞いたところ、20人の手が上がったそうです。だから、冬生君もわざとバスに閉じ込めたのではないかと言われたそうです。
もし、わざと閉じ込めたなら、33度の気温で車に閉じ込めたら社内の温度はもっと高くなるから、冬生君が死ぬことは想像できたのではないか?未必の故意ってやつが問題になりそう。
その後、保育園の先生がパワハラで辞めさせられたなんて話も出てきますが、話がなんか違うな。
若い職員が入ってきてもすぐ辞めるっていうのは今の会社でもよくある話なので。
保育園からはパワハラについては身に覚えがないと回答があったそうです。
この事件、不思議なのは朝、お母さんが迎えのバスに冬生君を預けて、帰りのバスに迎えに行ったら、冬生君は保育園には来ていませんって言われたんだけど、その迎えに来るバスと送ってくるバスは違うのか?ってことですね。
同じバスなら、送ろうとした時に社内で倒れているのが分かるはずだから。
もし、違うバスなら、なんで職員が足りなくて園長が運転手している状況で2台も乗り分ける必要があったのか、理解ができないな。