バイオリンが繋ぐ京都の少女と小樽のおじいさんの絆。探偵ナイトスクープ | ご存じ無いかもしれませんが、恋愛小説家です。

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テレビ番組の感想などをこそこそと書いております。

2月9日の探偵ナイトスクープ見習い秘書は本仮屋ユイカさん。

今井桃ちゃんという京都の中学2年生の女の子の依頼。

3歳の時に北海道に家族旅行に行ったのだとか。その時、小樽運河でおじさんがヴァイオリンを弾いてたそうです。

そのヴァイオリンの音を聴いたのがきっかけで5歳でヴァイオリンを始め、今は「愛の挨拶」も弾けるようになったのだとか。

 

 

 11年前に出会ったそのおじさんに会いたい。そして、会ってヴァイオリンに出会わせてくれたお礼を言いたいという依頼です。

 

なんかおとなしそうな女の子ですな。エルガーの愛の挨拶がとても良くて、ずっと弾きたいと思っていたそうです。

 

竹山探偵の前で愛の挨拶を披露されます。

 

私、この曲は奥村愛さんの演奏でたくさん聴いてるので、なじみ深い。(私は)

 

桃ちゃんが覚えているおじさんの特徴は髭と帽子と、変わったヴァイオリンだそうです。ヴァイオリンにトランペットが付いていたのだとか。

 

 その時に撮影したホームビデオの映像にちらっとおじさん映ってますが、不鮮明です。黄色いジャンパー着てますね。

白いお鬚に白いキャップ。眼鏡もしてそうな。

 お母さんと桃ちゃんと竹山さんの3人で、小樽に行きます。

すごい雪が積もってる。

 地元の人に取材します。運河でヴァイオリンを弾いていた人は知っていると言うことですがこの5,6年は見ていないとのこと。

撮影した現場に行きます。

 分からないので、観光案内のカウンターに行きます。ここの人はあまり覚えてない。小樽駅の案内所の人の方が古くからいるので、その方に聞いてみます。高頭智栄さん。

 

やっぱり、最近はそのおじさんは来ていないそうです。ゴールドストーンという老舗のライブハウスに聞いてみては?とアドバイスされて、ゴールドストーンにへ行きます。ライブハウスというよりはレンガ造りのバーって感じ。高級感があります。

 

責任者の津田隆裕さんに聞いてみます。

津田さんが運河で演奏している知り合いがいるそうです。浜田さんという方です。

津田さんが浜田さんに電話してくれて聴いてみたところ、織田ゴム長さんという方だそうです。

織田信長をもじってるそうで。

ゴム長さん10年くらいヴァイオリン演奏をやっておられないそうです。

 連絡先は分からないそうですが、織田さんは日本野鳥の会に所属されていると言うことで、札幌支社に聞いてみては?とアドバイスされます。

日本野鳥の会?あの紅白歌合戦で数を数えてる人たちですよね。

竹山さんたちは札幌に行きます。

日本野鳥の会札幌支部の支部長 山田三夫さんを訪ねます。

山田さんは織田さんのことはよくご存じで、札幌の野鳥のCDとかを作られているそうです。織田敏雄さんというお名前だそうです。

 

 その織田さん脳梗塞で10年前倒れて、右半身が不自由となり、たまたまお姉さんが函館にいらっしゃったので、函館の病院で療養されているそうです。

 3人は電車で3時間かけて函館に行きます。雪のために飛行機が欠航になったのだとか。

やっと分かったと思ったのになかなか会えない桃ちゃんです。

織田さん老人ホームにいらっしゃるそうです。

 

函館共愛会 愛泉寮 施設長の山石卓弥さんが出迎えてくれます。

織田さんのお姉さんの辻桂子さんがお出迎えしてくれます。織田さん4,5日前から体調が悪いのだとか

 

織田さんベッドに寝ておられます。73歳なんだ。

髭の顎髭は無くなってますが、口ひげだけは残しておられます。

 

ラッパのついたヴァイオリンが病室に飾られております。

 

織田さんうなづいたり、握手したりはできるけど、しゃべるのは難しい感じですね。半身マヒが残ってるんだな。

 

桃ちゃん、織田さんにお礼を言います。ヴァイオリンの素晴らしさを教えてくれたことを。

 

織田さんの前で桃ちゃんがヴァイオリンを弾きます。愛の挨拶を弾けるようになったからと。

 

織田さんは桃ちゃんと出会った翌年に脳梗塞で倒れられたそうです。

 

 

 「ありがとう」と織田さんおっしゃいました。

 

ここで桂子さんが織田さんが作ったヴァイオリンを持ってこられました。織田さんがあげるとおっしゃったそうです。

 

桂子さん一生の宝物にするとおっしゃいました。

 

11年の時間と函館と京都の距離。考えるとこのお二人の出会いって本当に奇跡ですよね。