妻のぼやき-5 想いは通じる。私はこの言葉を何度か耳には… | 京子のつぶやき

京子のつぶやき

竹屋陶板浴社長

想いは通じる。

私はこの言葉を何度か耳にはしていましたが、今は言葉ではなく、本当にそう思っています。


なんと嬉しいことでしょう。

免疫学者の安保徹先生が龍ヶ崎に来て下さることになりました。

陶板浴に来て下さっているお客様に話しましたら、「安保先生には会ったことも診察してもらったこともないが、私は安保先生の本にどれほど助けられているか分からないよ」と言われました。


竹屋陶板浴に来て下さっているお客様は何らかの形で安保先生の本に出会います。そして励まされています。その安保先生が龍ヶ崎まで来て下さるのです。

「想いは通じる」とは、こんな時に使うのだと感激しています。

お忙しい安保先生が新潟から折角来て下さるのですから、沢山の方に聞いて頂きたい。その想いでいっぱいです。


私は会長が10年前癌になったとき、病気は医師が治してくれるのかと思っておりました。

「自分の身体には自分で治す力が備わっている」とその当時に知っていれば、あんなに泣いて抗癌剤や放射線の治療を薦めませんでした。

今考えれば会長の信念に負け、諦めた事が良い結果となりました。


「自然に逆らわず免疫力を高めることで気持ちも心も穏やかになり、自分の身体と対話をし、人生を全うして生きていける」免疫力のメカニズムを解明された安保先生の理論をみんなで学びたい気持ちでいっぱいです。


多くの方は老後の健康や暮らしに不安を抱えながら暮らしています。

自分の健康だけでも不安が取り除けたら人生が明るくなります。


そのためにも沢山の方に聞いていただきたい。

竹屋陶板浴のお客様だけではなく、沢山の方に知っていただきたい。

これまでは会場の都合で、人数の制限がありご迷惑をおかけしていましたが、今回は沢山の方にご参加頂けるように、企画する予定です。

日程は来年の3月7日(土)です。まだ先ですので、皆さまの知恵もお貸し下さい。


陶板浴のお客様で「病気になって人の親切が身にしみてわかるようになりました。

人の笑顔が、こんなにも励ましてくれるものだと知りました。病気になる前は病気なんて他人のことだと思っていた、嫌な人間でした」と話してくれた方がいました。

また、あるお客様からは「今日があるだけありがたいよ、めっけものだよ。なんだって、私らには健康が財産だから」と聞かされました。「本当にいい言葉だな」と、心に残ります。


この言葉に深い親しみを感じるのは、会長である夫が、倒れたからかも知れません。

健康で普通の生活が続いていたらお客様との共感がもっと薄かったかもしれません。会長が倒れ一年が過ぎ、言葉も随分つながって来ました。

最近は何事にも、「ありがたいな、ありがたいな」と感謝をしています。「前のおばちゃんや近所の人が、僕がおかしくなってもきちんと話しをしてくれる、ありがたいな」。

歌のリハビリはお客様も巻き込んで毎週月曜日、陶板浴内で元気に唄っています。会長が倒れ、本当に様ざまなことを教えてくれた一年でした。人の幸せって日常のこんな些細な所にいつもあるのだと、つくづく感じさせてくれています。

それは常に、人と人とのつながりの中で、関わりあいの中から気付かされています。


竹屋陶板浴内でも、もっと人との関わりあいができる場、癒しの場になれたらと思っております。

今まで陶板浴内では「オカリナ」「ピアノ」「ハーモニカ」「尺八・パンフルート」などお客様が自主的に演奏をして下さいました。

その他にも、皆さんの特技や趣味などもご披露して下さるコーナーがあると楽しいだろうなと準備をしております。