皆さま、こんんちは、
関西南西部、暖かい日が続いています。
以前の記事に書きましたが、ベニスズメが産卵しておりましたけど、
一個目の卵を発見してから、今日でほぼ30日ぐらい経ちます。
前回(今年の春ごろ))には2羽の雛が孵化しましたが、あの時のブログの記事を読むと、
産卵して30日ぐらい経ってから孵化した雛の声が聞こえたようです。
ネットでベニスズメの孵化するまでの日数を検索すると12日というのがありましたから、
我が家のベニスズメの前回の産卵の時の孵化までの日数がかかり過ぎですね。
たぶん、気温が低いせいだと思います。
日本ではペットとして飼われているベニスズメの繁殖の話で成功した話はほぼなく、
日本で飼われているベニスズメは、ほぼ全ては海外から輸入した繁殖個体です。
多くはマレーシアなど東南アジアの様です。
ベルギーの方だったかも繁殖しているらしいですが、割高になるので、ベニスズメの場合は輸入は東南アジアが多かったらしいです。 (今は、鳥インフルエンザやコロナの関係で鳥の輸入自体が激減しているようです。)
そういうことで、ネット検索をして出てくるベニスズメの孵化日数というのは東南アジアのような温かい気温下の場合なのかもしれません。
うちでは、この前の繁殖が春です。気温は昼間は暖かくて20度以上(25度ぐらい)で、夜が寒くなって20度以下ですね。
今回は、ちょうどベニスズメが産卵をして数日後に、日本全域に急に寒さがきて1週間ぐらい寒かった日が続きました。
日中は晴れていたら温かいので20度以上維持できますが、晴れ間が出ないと寒く、やはりあの日もそうでした。
日中は20度あるかないかで、夜は、外の気温は10度を切っていました。
室内は、たぶんですけど、明け方だと15度あるかないかぐらいだったと思います。
うちのベニスズメのオスが虚弱体質で、我が家に来て間もない頃に、明け方の室温が15度を切ったことがあるんです。
そんな日が続いて2日目に体調を崩して、急遽、保温電球を当てたことがあります。
なので、この前の寒い日が続いた時も、室内が15度切るかどうか?切ったら雄がまたもや体調を崩すかな?
と心配しましたが、今回は巣を入れているし、 以前よりも体が一回りぐらい大きくなったので丈夫になっただろうと考え
保温は特にしませんでした。
しかし、その時に卵が冷えてしんでしまったのかもしれません。
寒い日は1週間近く続きましたけど・・・そんなの卵が冷えて死んでしまうってあるのでしょうか??
私は「ない」と思っておりました。
親鳥が2羽で卵の上に乗って温めるのですから、それぐらいの温度が下がったぐらいで死ぬはずがないと。
無精卵だった可能性もあります。
卵は全部で4個生んでいたようです。
抱卵し始めたら、特にメスの警戒心が非常に強くなりますので、
今回も、1個目の産卵を確認してから最近まで巣の中の確認は全くしておりませんでした。
巣材は持ち込めるように充分与えています。
ベニスズメも雄が巣材を持ち込む役目です。
寒い時期が数日続いてた時は特に何も対処しませんでしたが、
その後から夜だけ温室に入れるようにしました。
もっと早く入れるようにしておけば良かったですけど、
ほぼ帰化したベニスズメは、日本の大阪の河川当たりで繁殖していたらしいですから、
うちのベニスズメも大丈夫だと思っていたのですけどね・・・・東南アジア産はダメなのかな???
ちなみに、ベルギー産のベニスズメもいるらしくて、そっちの方が体が大きいそうです。
ベルギー産のベニスズメだったら少しぐらいは寒さに強いのかもしれませんね。
。。。。。。いつものことですが、書きたいことがいっぱいあり過ぎて、
キーボード打ってる途中で、何をお伝えしたいのか自分で分からなくなってしまいますね、脳が老化しているようです(;^ω^)
そんな感じで、
産卵して間もない頃に寒い時期が1週間ほどありました(夜は外気温が7度とか)、室内は12度ぐらいだったかも。
その後、夜だけ温室に入れて27度で管理していました。27度という温度は、キンカチョウの雛を温室に入れているので、キンカチョウに温度を合わせておりました。
昼間は日当たりの良い今にベニスズメのカゴを置いていたのですが、
うっかりして日当たりの良い場所にカゴを置いていて、カゴに設置している温度計が32度ぐらいになっておりましたけど、
温度の急激な高低で卵がダメになることもあるのでしょうか??
一応は、雄が巣の中の温度調節をしているようで、たとえば温室にカゴを移したら、巣材を巣から外に出していますね。
7日前に、雄が卵の殻を食べていたんです。
「お!!雛がやっと孵ったか!!! 前回と同じぐらいの孵化日数だ!」
と思ったのですが、
それから2日待っても3日待っても雛の声が聞こえない。
変だと思って巣の中を見ると、卵が3個になっていました。
その卵の色が変なんです。
1個は白くて乾いた質感(中身が詰まっていない感じ
2個は、薄ピンク色で透明感というか生きているっポイ卵の質感
しかし、抱卵されている卵って、卵の中に雛の体ができてくると卵の色が暗い色に見えるって聞きますよね。
キンカチョウなら灰色っぽく見えるとかって。
1個目の卵を確認してから30日近く経っているのに、真っ白の卵とピンク色の卵って違和感ありますので、
巣には手が届かないので、長いスプーンで拾ってみて、卵の中身が入っているのか重さの確認をしてみました。
やはり、乾いた感じの白い卵は、中身が空洞と、中身が卵の一方に偏った感じがします。無精卵だった可能性があります。
しかし、ピンク色の卵の方は、しっかり中身が詰まっている重さの感じです。
変です。
しょうがないので、鳥自体が抱卵をやめるまで放置することにしました。
そしたら、今日ですね、
メスとオスが巣から出てきて全然巣の中に入らず、
二人で楽しそうに毛づくろいし合ったり、普段どおりによく鳴いていますね。
もう抱卵諦めたのがすぐにわかる様子です。
先ほど、鳥を他カゴに移してから、
カゴの中の掃除と、巣を解体しました(冬用に温かく作り直ししました。)
巣の中を解体したら、
3個の卵全部割られていました。
白い卵は、黄色い塊が卵の片方に寄って硬く乾いてしまっています。
残りの2個は、黄色液体がたくさんでているので、中で腐っていたのかもしれません。
赤い血らしきものは全く確認できませんでしたけど、早いうちに卵が死んだのかな???
今回の失敗で、
東南アジア産のベニスズメは保温を高く保たないといけないってのが良くわかりました。
あと、抱卵中に、雄が何度も爪を巣にひっかけていたので、
巣引きする前に爪切りもしておかないといけないな、と思いました。
今日はベニスズメのオスだけ爪を切りました。 メスは体力が回復をもう少しさせてから爪切をしたいと思っています。
今回のベニスズメの繁殖には、生きた餌虫はミルワームだけにし、
あとは乾燥赤虫と魚の餌(薄っぺらいタイプの物)を餌に混ぜておりました。
これでたんぱく質補給ができればベニスズメの繁殖も楽になるのに、と考えて試してみましたが、
食べているよな、いないような???わかりませんので、雛が問題なく育ったらオッケーということですが、
雛が孵ることなく終わりました。