昨日は、みっともない生地を次々にアップして、すみませんでした。
自分のミスで雛を死なせてしまって、雛に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
自分のやり方の何が悪くて、こういう結果になってしまったのかはわかっています。
今度、もし孵ってすぐの雛を育てる機会があればの話ですが、今度こそは育てれると思ってしまいますが、今度はないです。
ところで、キンカチョウはなぜ育児放棄をするのか、その点も昨日は考えてみました。
今回、孵化後すぐの雛に餌を与える時に意外に思ったのが、
雛が鳴かないことです。 全く声を出しません。
あと、弱っていたからなのか、まだ餌を必要としていなかったからなのか、それとも
温度が(最初は)低かったからなのか、口を開ける反応がとても悪かったです。
一番に驚いたことは、雛の口の中にポイントマークがないんです。
キンカチョウのノーマルの雛の口の中の画像は、検索してヒットして見ることができましたが、
他種類の鳥の雛と同様に、口を開けた時に、口の中に派手な模様がありました。
しかし、今回、巣から取り出して半日程度ですが指し餌をした雛の口の中は
何も模様がないのですよ。
だから、口の中に何も模様がなくて肌色しか見えず、口が小さいので、口を開けているのを
発見するのがわかりづらかったです。
これが原因で親鳥が雛が孵化しても餌を与えないのでは、と思いました、。
鳴き声を全く出さないし、口を開けてもマークがないしでは親鳥が餌を与えたい反射が起きないと思うのですよ。
キンカチョウが、一般的には「子を取りにくい鳥」と言われている理由は、
実はノーマル品種ではなくて、改良品種限定のことなのかな、と思いました。
あと、気になったことが、
今回の雛が孵った時と、前回の雛(孵化後に親に任せていたら餓死)が孵った時に、
卵の殻が全くなかったことです。
これは、親鳥が食べてしまったからなのですが、
雛が孵って空になった卵の殻を食べる、というのは一種の親としての本能だと思うのです。
単純に、親が卵の殻を見て美味しそうだから食べたとか、カルシウムを補給したいから食べたとか、そういうのではないと思います。 雛が孵った後の卵の殻を食べるのは本能による行動だと思うのですが、そうなると、うちのキンカチョウ達は、雛を孵し、空になった卵の殻を食べた
ところまでは本能を発揮しているということです。
しかし、雛に餌を与えるという本能が発揮できないのは、それは雛の口の中に問題があるからでは、と私は考えました。
雛を育児放棄するのはノーマル以外のキンカチョウだけなのではないでしょうか。ただし、安心できない環境で飼育されていればノーマルですら育児放棄するでしょうけど。
(育児放棄をするキンカチョウが多いので、産卵後に十姉妹を仮の親にして卵を抱かせる
方法を行うブリーダーが多いらしいです。)
そして、ネット掲示板に書いている人の意見に
「育児放棄を恐れて、雛を取り上げていたら、いつまでたっても親鳥は育児の学習ができない」
と書いているがいましたけど、あれは私は最初から疑問に思っていましたが、
今回の経験で、ノーマル×白キンカンチョウの雛の口の中にマークがなかったのを見ると、
これは何度も親に経験をさせても学習云々の問題ではない、と思いました。
今後も、私のキンカチョウペアは自然に任せていると雛を育てることは全くできない可能性があります。
昨日、巣の中が空っぽになったので、キンカチョウペアはさっそく次の繁殖に向けて行動を起こしています。
雄は、空になった巣の掃除を初めて、糞の塊などを巣外に捨てる行動と、雌の機嫌取りに熱心です。
早速、今朝は交尾していましたね。
この先、どうすればいいのでしょうね。
親鳥に任せて放置するしかないのでしょうか。