孵っているのを発見したのは、朝のいつもの親鳥の餌の交換時。

既に息絶えているような様子だったが、

肌はまだ生気を感じることができるので、

迷ったが、巣から取り出すことを決心。

 

雛は生きているのかどうかわからないほどに反応が弱い。

腹部の卵黄は、かろうじて確認できる程度?

もしかしたら卵黄は既に消費しつくしているかも。

 

有り合わせの物を準備して保温をしてやり、

準備していた卵黄泡玉を半分に割って湯でふやかしてから与えることにする。

卵黄泡玉をすり鉢ですって与えることはあえてしない。

パウダー状になると、喉に張り付いて飲み込むことができないと予想したから。

泡玉の粒を割る方法は、私の場合は、一粒ずつを指で挟んで、先のとがったペンチで割った。

 

今はヒナ用のパウダーフードが主流になっているようだが、

キンカチョウの生まれてすぐの雛には飲み込めない。

泡玉なら飲み込めるはずと考えて卵黄添加されている粟玉を準備しておいた。

 

ふやかして適温に保温している粟玉を、爪楊枝の先に引っ付けて半粒ずつ与えることにした。

 

最初、全く口を開けないのでもうだめかと思ったが、口を開ける反射の条件というのがわかってきた。

 

あと、雛は口を開けた時に見える舌の付け根に餌が当たると飲み込む反射があるみたい。

パウダー給餌だと、この反射を利用することができない、今回分かった。

 

 気になることがある。

初日から人工的に餌を与えるので親鳥の免疫をもらえることができないかも。

免疫力と、それから消化酵素などもらえない

泡玉を消化できるのか心配な点

 


追記14時19分

朝の10時前ぐらいに、ふやかした粟玉を5欠片与えたのだけど

あれから5時間経ったが、ソノウの中の粟玉の数が減らない。

粟玉を消化できないのかもしれないと不安になる。

もしかすると、孵って間もない雛なので、粟玉数個で1日は足りるのかもしれない。

もしかしたら、温度が足りなくて消化に暇がかかっているのかもしれない。

温度は32度にしているけど、ちょっと低いかな。

乾燥しないように、蓋を開けるたびに 、ヒナを入れているケース内に霧吹きをしている。

雛を入れている小さな容器をティッシュで2重底のようにして、

底のティッシュに水が含むようにして、雛が乗っているティッシュに水分がつかないように

間にサランラップをたたんで挟んでいる。

 

保温器具は、ネットを見ていたら、ペット用にフラットのヒーターを使って保温して、

雛を入れている容器の下に入れている人がいるけど、あれだと温度管理がむつかしいだろうね。

あれを自分も持っているけど、触れている部分が熱いわりに空気は全く温かくならない。

やはり電球式の出ないとダメだと思う。 ヒヨコ電球とかマルカンの電球とか。それをサーモスタットで温度を管理するのがいいと思う。  雛管理専用道具を買うのが一番だとは思うけど。

 

 

 

 

 

もし、ヒナ用パウダーフードを与える場合は9対1の割合で水分多く作るそうで、

そうなると消化が早くてすぐに次の餌を与える時間がくるらしいが、・・

それに比べて粟玉は次のさし餌に時間が空きそう。

念のために、水分だけは頻繁に飲ましている・・といっても一滴よりも少ない量が1回分だけど。

一般的なスポイドやシリンジなどでは1滴の量が調整できなくて多すぎるから、

私の場合は、シリンジに先端が尖っていない細い針のようなのが付いたシリンジで、

1滴よりも少ない量を絞って、針の先に水滴をつけてから口を開けさせて口に入れてる。

スポイト付きプラスチックシリンジ | チャーム (shopping-charm.jp)

 

 

今回、私が雛を育て上げれば

ノーマル以外の品種のキンカチョウの手乗りもそう難しくないことになりそう・・暇と視力さえあればだけど。

 

やっぱり全然鳴かない。全く一つも声出さない。 雛特有の鳴き声を出すようになるのは、もう少し成長してからだろうけど。

 

 

  話変わるけど、さっき、部屋の中でベニスズメが脱走して驚いた。

鳥かごに、カゴ外から餌入れを突っ込むタイプのを挿し込んでいて、それで隙間が少し広がっていて

そこからメスが出て逃げた。  

籠から鳥が出る瞬間を見て、まるで手品を見たかのような感じ。 

「え?どこから抜け出た???」って。

 

脱走されたのが部屋の中で良かった。

 

飛び疲れるまで、休ませずに何度も飛ばせて、

疲れて高く飛べなくなってカーテンに引っ付いているところを何とか確保できてよかった。  

籠に長く居ただろうから長く飛ぶ体力はないと思っていたけど、想像以上に早く疲れたみたい。

 

今日は、ベニスズメの雌がすごくきれいな囀りを聞かせてくれた。

 

雄がてっきる囀っていると思ってて、雄特有のさえずり方じゃなかったので

「なんだ、雄のさえずり方ってワンパターンじゃなかったのか。。。」と思っていたら

雌が囀ってた。  

Strawberry Finch で動画検索してみても、雌のさえずりは一つも発見できなかったので、

雌がこういうさえずり方もするんだと嬉しくなった。 

昨日はリーンリーンって鈴虫みたい鳴いていて、それが雌特有のさえずりだと思い込んでいたが違っていたようだ。