みなさま、こんにちは。

 

だいぶん暖かくなってきたので、もとい・・・暑くなってきたので、

冬眠させている外飼いの金魚の水を順々に交換しています。

 

本来なら、金魚達がしっかり目覚めてから水を綺麗にしたいのですが、

 

冬が暖かすぎるせいで、青水が春を待たずに濃くなり過ぎるんです。

 

 

青水が濃すぎる状態で水温が上がると、金魚のヒレが溶けたり、病気になり易かったりしますし、 夜に酸欠になる可能性が出てきますから、適度に水を交換します。

 

 

 

水温が10度を切ると金魚には餌を一切与えず、そうやって金魚を冬に冬眠させて管理するのですが、

適度な青水と低水温によって金魚達は餌を食べなくても冬眠中は餓死しません。

 

あと、青水は凍り難いので

零下になっても水底で冬眠している金魚のところまでは凍らないんです。

 

まだ十分な餌を与えれるほどに水温が上がらないので、

プラ舟の壁にはったコケは完全に取り除かずにおいておきます。

 私の場合は、まだ餌が与えれない時期は、プラ舟の底だけ綺麗にコケを取り除き、

水も5割ぐらいは青水を混ぜます。

 

でも、そうすると昼間の温度が高いので直ぐに青水が濃すぎる状態になるので

めんどくさいですけど、水の交換時期が早くなります。

 

 さて、昨日は、庭の北側に置いているプラ舟の水替えをしました。

こちらは、自作(自作といっても簡単な物です)ろ過装置を入れています。

底面ろ過装置の様な造りで、砂利を敷いて、エアーポンプの空気をろ過装置の底を循環できるように作っていますが、

水流ポンプではなくてエアーポンプを利用したものなので、浄化の効果はイマイチです。

砂利の中にシジミを入れていて、それはもう何年か経ちますが絶えずに残っています。

毎年、赤ちゃんシジミを1~2個確認できます。毎年の冬明けの水替え時に、砂利の中からシジミを掘り出すのが楽しみになっています。

ろ過装置を入れているからなのか、水の交換時期は遅いです。

 

 

 このプラ舟には、青仔の初期の頃に買って育てている浜錦が1匹入っています。

 

金魚は、卵から孵ってから成長段階で呼び名が変わります。

金魚は、卵から産まれて虎ハゲ時期を過ぎるまでは赤くありません。黒っぽい色です。

針仔→青仔→黒仔→虎ハゲ(色が変わり始め本来の色になり始めた頃です。)

 

卵から産まれて間もない頃を針仔→ その次は青仔と呼ばれて、大体生後一ヶ月前後の稚魚のことを指します。 体長は大体2cmくらいで、体の色がフナのような色になることから青仔と呼ばれます。 →色変わり前の魚を黒子と言って、青仔時代よりも若干色が黒くなります。

→虎ハゲ時期は、色が本来の種類の色が出始めた頃です。 赤色になる部分と白になる部分、そして黒仔時代の色が残ったりでマダラになってしまうんです。

 

 

 浜錦というのは金魚の品種の名前で、日本で作出された品種改良の金魚です。

 

お借りしてきた画像です↓

浜錦   上から見た姿

 

横から見た姿。

金魚というのは、上から見て魅力的に見えるように改良作出されていますので、

横から見た感じはイマイチかもしれません。

 

 

 

浜錦と混同されやすい品種があります。

ちなみに浜錦は日本で作出された品種です。

 

混同されやすい品種の一つが、ピンポンパール。  

 

ピンポンパールと浜錦の外見の違いは、

まずは、頭の作りです。浜錦の成熟した大人金魚は「頭に金柑2個」乗ってます。

あと、ヒレの形状もちがいますし胴体の形もピンポンパールの方が真ん丸になるそうです。

違いで見落とし安いのがウロコです。  

浜錦は一般的な魚のような「普通鱗」ですが、ピンポンパールは「パール鱗」です。

 

余談になりますが、

最近は「ピンポンパール」という名前の日本産のものが増えましたが、

厳密に書けばピンポンパールではなくて「ちょうちんパール」です。

ちょうちんパールはフナ尾でお腹がそんなに真ん丸にならないので、ピンポンパールと比較して転覆し難いです。

また、ちょうちんパールは外で冬越しができますが、ピンポンパールは中国、東南アジア産なので外での冬越しはできません。

 

 

 

 

  そして、浜錦と一番に混同されやすい品種がもう一つあります!!

中国が作出した高頭パールです。

 

浜錦と高頭パールの違いの一つはウロコにあります。

高頭パールのウロコは、ピンポンパールと同じで「パール鱗」ですが、

浜錦は一般的な魚と同じの「普通鱗」です。 このウロコの違いを無視し販売しているペットショップ、金魚屋が多いみたいですね。 普通鱗でないと浜錦とはいえません。

 

それから、高頭パ―ルは尾に赤色がはいらないそうです。

それからもう一つの違いは、浜錦の頭のコブは2個です。だから「金柑2個乗せた頭」と言われるようですね。 高頭パールは1個です。

あと、細かいことをあげれば、高頭パールの方が胴体が真ん丸になる。

 

 

 

 

私が飼っている浜錦です。 3歳かな??

頭のコブが、ないですねー(:_;)

 

 

去年よりも大きくなったけど、それでもこれぐらいです。

2個じゃなくて1個ですけど・・・交雑??

 

 

浜錦は、高頭パールを品種改良して作出された品種との噂です。

だから1個???もたまには出る??

頭のコブは育った環境やエサにも影響を受けるそうです。

これから成長にともなってコブが大きくなって二つ割れてくるのか??

これ以上大きくならないのか。

 

 

 

これ、うちの浜錦の横

普通のウロコでしょ。  パール鱗の高頭パールと呼ばれる金魚と混同されやすいんです。

 

 

頭はダメですけど、可愛い・・・・(*'▽')