（2007年6月の日記）

この提訴には愛がないね。
子供たちの国語教育のための
教材のレベルが低下するよ。

谷川俊太郎や松谷よね子が
塾教材に作品が使用されたとして
塾側を提訴！

これでは現代文で
教材が作成できないよ。
国語は圧倒的に
塾の解法のレベルが高い。
だから塾に通うんだ。

過去の入試問題から
教材を作成するのは当然。
谷川は要らないが
この提訴が認められたら
ほかのすばらしい作家の
作品も使用できないよ。

著作権料を払える
巨大な塾だけが残り
良心的な私塾は消えるよ。

これがだめなら
塾教師が自分で文章を作成するわけ？

塾教師は教科書では採用されていないけれど
いい文章だなとリスペクト
して問題文に採用して
作品の楽しみや深さを伝えている。

こんなことで提訴されたら
教材は作れないし、
作家の国語教育に対する
子供たちへの愛情に
考えるところがでるよ。

僕自身20冊以上本を
出していますが
本の紹介をしてもらったら
素直にうれしいよ。

「金だせ！」

とは言わない。

塾教材がきっかけで
金子みすずの詩集を買った。
坂口安吾を読んだ。
宮本輝を知った。
「走れメロス」でない
太宰治を知った。

日本の国語教育のために
自分の作品のすべてを
提供とは言わないが
一部は認めてもいいのではと思う。

私は国史と国語を愛している。
そのために10数年間
生徒たちにそのすばらしさを
伝えてきた。

文学史の
授業で
「谷川俊太郎」と
黒板に書くことは
今後もう、ない。

逝ってよし。

200億光年先の彼方で

くしゃみでもしてろ！

反論は聞かない。

自分のページでやってくれ！

以上。

【再掲】国語力の低下に拍車がかかるよ！～200億光年の彼方でくしゃみでもしてろ！！！